ヤマハが2代目の電動バイクEC-02発表
11日、ヤマハがパッソルに続く電動バイクの第2弾を発表した。
車名はEC-02 (イーシーゼロツーと読む)。
どこか電動自転車の兄弟を思わせるデザインだったパッソルと違い、今回は個性的なバイクらしいデザインになった。
デザイン的にはホンダのモンキーやゴリラを想像させる。折り畳むこともできるようで、形としてはかなりコンパクト。
パワーユニットはYIPU(ヤマハ・インテグレイテッド・パワー・ユニット) と呼ばれる新開発した薄型のものを搭載。エネルギー密度は従来比で1.5倍の向上を果たしている。
ヤマハはパッソル発売時の2003年12月に東京、葛西、品川、軽井沢などで電動パッソルに関する情報発信拠点Passol Galleryを開設し、周辺に充電ステーションを設置したり、 レンタル試乗サービスなどを行ってきたが、今回もお台場のメディアージュ内にEV(Electric Viecle) GALLERYと呼ぶ情報発信拠点を開設して、意気込みが感じられる。
ただ、個人的には航続距離(フル充電時速30km定地走行テスト値で43キロ)や充電時間(6時間)、原付1種など、まだまだ不満は大きい。
原付1種という条件はともかく、航続距離と充電時間に関してはもう少し何とかしてほしい。
充電時間は80%でいいから1時間以内におさめ(現状は5時間かかる)、航続距離も通常の使用環境で100キロ程度はほしい。スペアバッテリーの搭載も可能だが、根本的な解決とは言えないだろう。
現状では(価格差を抜きにしても)いわゆる原チャリからの買い換え需要は期待できないと思う。
発売は5月21日。
価格は20万9790円(消費税込み、専用充電器含む)。
本体色は「シルバー8(シルバー)」「マットブラック2(ブラック)」の2種類が用意されている。
特設サイトも開設された。
同サイトではペットネームの募集キャンペーンを展開。優秀作10名にはペットネーム入りのEC-02がプレゼントされる。
http://www.yamaha-motor.jp/pentagon/index.html
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