電動バイクのナンバー区分
ヤマハのEC-02が発売されて一週間になる。
さすがにまだ街中で見ることはない(パッソルでさえ見ない)が、これらヤマハの電動バイク2車種はいずれも原付一種ナンバー。
いうまでもなく電動バイクには原動機などついていないわけだが、ナンバー区分は原付バイクと一緒である。
では、なぜ原付二種のナンバーを付けられないのだろう? 二種になれば30キロの速度制限や二段階右折という危険行為から解放されるのに。
と思って調べてみたら、現時点において、電動バイクの区分は定格出力によって決められているらしい。
具体的には0.6kW以下を原付一種、0.6kW超から1.0kW以下を原付二種としている。
パッソルとEC-02はいずれも定格出力0.58kWだから原付一種に属するわけである。
さらに定格出力1.0kW超のナンバー区分であるが、それらに関してはまだ法規的な決定もされていない。
もっとも、ようやくパッソルに続く2代目が登場したEC-02ですら、まだ充電1回分の走行距離がカタログ値で40キロそこそこだから、早急に整備しなければならない問題でもないんだろうな。
個人的には電動バイクよりも燃料電池バイクのほうに期待している。
むろん、電動バイクに比べて、よりハードルは高いわけだが、ヤマハあたりはすでに公道テストを始めているし、実用化できれば、充電する必要のない燃料電池バイクのほうがはるかに魅力的だと思う。
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