国内メーカー全4社が2年保証
少し前の話になるが、4/1付けでヤマハが新車のメーカー保証を2年に延長したのに続き、カワサキが4/15付けで、さらにスズキも5/1付けで、それ以降に販売した新車のメーカー保証を2年に延長した。
もちろん、保証期間の延長自体はいいことである。
でも、こうした後追い的、横並び的な追随に対しては、やはり疑問を持たざるをえない。
バイクの世界に限ったことではないが、往々にして下位メーカーはトップメーカーのサービスレベルについて行くのがやっとで、それをしのぐサービスを打ち出す余力がない。今回の保証延長にしても、カワサキとスズキにとっては、かなりの負担増なのではないかと想像する。保証期間を延長したからといって、直接販売増に結びつくわけでもないだろうから厳しいだろう。
もちろん消費者としては、保証延長なんて安心料みたいなもので、壊れないならそれに越したことはない。メーカーだって品質向上と製造工程におけるミスの低減を前提とした保証延長のはずだ。
2月にホンダのフォルツァがミッションオイル未注入の出荷でリコールしているが、こんなのはホントにばからしいミスだと思う。
ちなみに、ホンダとヤマハは正規特約店であるHonda DREAMおよびYSPで、すでに国内3年保証、海外2年保証を始めている。
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