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2005年7月23日 (土)

駐車違反で出頭

kin 先日、一週間ほど前に切られたバイクの駐禁の手続きのために警察署へ出頭してきた。

ハメられたワッカの解錠は、意外にも警察署前で警棒をもっている警官の手で外された。
おそらく、かなりの数のスペアキーがあるということだろう。むろん、ワッカのキーはすべて共通ということになる(コストと実用性を考えれば個別の鍵を作っているとは考えづらい。唯一のキーがマスター・キーということだと思う)。

キップはワッカに付いていた書類を元に切られるわけだが、なにを思ったか、処理に当った巡査は普通自動車として処理をはじめ、途中で気づいてキップを切り直すことになった。
気になったのは、その際、この巡査がバイクの駐車違反についての知識を持っていなかったことである。減点数や反則金などの情報を、紙媒体の資料から引っ張り出しつつ反則キップの作成を行っていた。
裏を返せば、それだけ出頭する違反者が少ないということになる。
おそらく、バイクの駐車違反者は検挙数に比して処分に従う違反者が極端に少ないだろうと思う。
バイクの場合、取り締まりを行えば一度に大量の検挙者が出るケースが多いはずで(少ないスペースで大量の違反者が出やすい)、すべての違反者がまじめに出頭していれば、巡査が処理に戸惑うとは考えづらい。

最近、街でワッカを付けたまま走っているバイクを目にすることが多いのも、ある部分でそのことを裏付けているような気がする(車に比べたらバイクの検挙数ははるかに少ないはず)。
車に比べてカネのない若年層の比率が高いこと、車に比べてワッカを壊さずにワッカを外しやすいこと(ワッカを壊すと処分の対象となり、万一の際――つまり逃げ切れなかった場合――に駐車違反だけの処分に留まらないことになる)、車に比べて違反に対する意識の低さ等、理由はいろいろあるだろう。

いずれにしても、たとえ罰金からは逃げられても、減点からは逃げ切れない
万一、免停などの処分を受けた場合、ばっくれた違反が新たな処分の対象になる可能性もありそうだ。
個人的には警察の取締りには多くの面で疑問を感じているので、ばっくれる違反者に対して良識者ぶるつもりは毛頭ない。
あくまで自己責任で、ということだ。

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