MotoGP日帰り観戦!
某雑誌で当選した日本グランプリのチケットを手に、初めてツインリンクもてぎを訪れた。
ツインリンクもてぎって英語ではTWIN RING MOTEGIなんだな。そりゃあ、まぁリング状になった自慢のオーバルコースはあるんだけど。なぜ日本表記はリングではなくリンクなんだろう?
神奈川の自宅から朝5時に出発。
国道246号→都内→国道6号→国道294号とすべて下道を使ってノンストップで約4時間。9時前に到着。
南ゲートから入って、駐車スペースは観光バスが停まる向かい側の特設駐輪場。サーキットまでは意外と距離があるが、半ば強制的に入れられる。
そこから歩いてCのエリア席へ向かう。ちょうど最終、ビクトリーコーナーのあたりで、特設の大型ビジョンも設置してあったので、見やすい位置に席を取る。
すでに席の上のほうはだいぶ埋まっていたが、それでもまだ余裕がある。
残念だったのはラジオを持ってゆくのを忘れたこと。
通常は場内放送で十分聞こえるのだが、マシンが目の前を走り抜けてゆくときは完全にマシンのサウンドにかき消される(まぁ、場内放送がマシンの音に勝っていたらそれもそれで問題だけど)。
メインエントランスからグランドスタンドの周辺では各メーカーが様々なイベントを開催していた。
さながら、往時のモーターショーやPCエキスポのように、ノベルティや記念品をばらまいていた。
とりあえず、ショウエイのブースにヘルメットを持ち込んで、無料メンテナンスをお願いする。作業は1時間ほどだったが、きれいになって戻ってきた。ステッカーとバイザー取り替えようの専用工具をいただく。
NGKのビンゴ大会にも参加。Tシャツをいただいた。
ダンロップのアンケートに答えてバンダナをいただく。
短い合間を使って、意外と楽しめた。
レースの方はhttp://www.twinring.jp/motogp/index.htmlに詳しく載っているが、
125ccクラスでは多重クラッシュが目前で起こったこともあり衝撃的。この時点でレースは成立しており、このままレース終了となった。
250ccクラスは青山博一のポールトゥウィンによる初優勝。一時は順位を落としたものの、再びトップを奪い返してからは順調に周回を重ね、後半、スパートをかけると一気に後続を離して逃げ切ってしまった。とても初優勝とは思えない完璧なレース運びだった。
ちなみに、ちょうど青山兄弟の応援席が隣だったこともあり、MotoGPのレース中に本人が挨拶に登場。喝采を浴びていた。
MotoGPはやはり最高峰クラスだけのことはある。スピードが圧倒的に違う。あっという間にコースを一周してくる。
残念ながらロッシのタイトル確定はならなかったが、11番手スタートからわずか数周で4番手を陥れるまでの走りは圧倒的。それまで4番手だった玉田はさすがにすんなりと抜かせはしなかったが、それでも序盤のうちに落とされてしまった。
序盤からカピロッシ、ビアッジ、メランドリの3人が少し抜け、その後にロッシと玉田が続く格好。その後ろはさらに開いた。
アクシデントはちょうどレース真ん中あたりの90度コーナー。ミスからロッシに迫られたメランドリが内を差されて接触。場内の映像では引いた映像がなく、メランドリが閉めにいったのか、ロッシがオーバースピードだったのかちょっとわからなかったが、いずれにしても、この2人のコースアウトで玉田が3位に浮上。しかし前の二人との差はかなりあり、その後も差は開く一方。この時点ですでに3位確保の走りに切り替えていたのかもしれない。
他の日本人ライダーはワイルドカードの松戸、代理出走の宇川が相次いで序盤でリタイア。中野も白煙を吐いてマシンを止めてしまった。
カピロッシとビアッジの攻防は終盤までもつれたが、最後はカピロッシが突き放す形で決着した(写真4枚目はウィニングラン後のカピロッシのパフォーマンス)。
今年の日本グランプリは3クラス中、125ccをKTMに、MotoGPをドカティに奪われ、唯一、250ccでホンダが1.2を果たして面目を保った。
ロッシのヤマハはちょっとふるわなかったな。
とはいえ、青山の初優勝で君が代が流れ、玉田が復活の表彰台。十分に盛り上がった日本グランプリであった。
レース後にはフィナーレパレードに参加。
ずいぶんと長いこと待たされたが、待つだけの価値はあった。世界のトップライダーの走ったあとのコースを約一周半にわたり走行。コースの雰囲気を味わえた。
帰りは17時頃にサーキットを出て、帰宅は22時過ぎ。
すでに17時を過ぎていたが、周辺の道路はやはり大渋滞だった。
行きは案内図や周りに同じ場所を目指す人が大勢いるので迷うことなくたどり着けたが、帰りは一度、道を間違えて来た道からコースアウト。帰りは益子温泉で渋滞が収まるのを待って帰宅、と考えていたのだが、どこを走っているのかもわからなくなって温泉行きは断念することになった。
その後は適当に走ってどうにか294号に入ったが、その時間でも渋滞は所々でかなり詰まっていた。車はフィナーレパレードができないので、レース終了後の早い時間帯はもっと混んでいただろうと想像する。
それにしても、やはり決勝だけというのはせわしない。
仕事の関係でどうしても日曜しか自由にならないのだが、サーキット内の施設やイベント、別アングルからコースをみようと思ったら、やはり動きやすいのは金・土の2日。
決勝日は朝のウォームアップ走行から決勝レースまで瞬く間に流れてゆく。コレクションホールなどもっとゆっくりみたかったけど、これは次の機会だな。
ともかく、レースを満喫した一日だった。
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コメント
通りすがりさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
>私は『商標として使えなかった』からと聞いています。
なるほど! そんな理由だったんですね。納得です。
どうもありがとうございます。
こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします!
投稿: tono | 2005年10月 2日 (日) 13時25分
いつも楽しく拝見させてもらっています。
首都高の料金の話やインターカラーのヘルメット等
ニュースネタも大好きです。
>なぜ日本表記はリングではなくリンク
私は『商標として使えなかった』からと聞いています。
これからも楽しみに拝見させて頂きますm(_ _)m
では〜
投稿: 通りすがり | 2005年10月 2日 (日) 11時15分