北陸・東北ツーリングその4
日本海に沿って走る113号沿いの道は、日曜の朝という時間的なことも影響しているのか、とにかく空いていた。片側一車線の道がまっすぐ伸びている。
道に沿って続く松林は下越の松林と呼ばれているようで、一見の価値あるすばらしいもの。
この113号を走っていると、国道の名前はいつの間にか345号へと変わる。
海沿いから少し内陸に入って旭橋と呼ばれる長い橋を渡ると、ここから先はしばらく海を離れる。
途中、村上市内で山車の行列に出くわした。
なんぞのお祭りらしく、山車が立派だったので思わず写真を撮った(写真上)。
しばらく走ると、道は再び海沿いへ。
ここは平行して羽越本線が走るっているが、この日本海を走っている間、ついに一度も電車を見ることはなかった。
本数はかなり少なそうだ。
道路の方も交通量はそれほど多くない。信号もなく、走っているのは一般車両ばかりなので、ツーリングコースとしては理想的だと思う。
海岸沿いの景色は刻々と変化してゆく。
中でも笹川流れでは日本海有数の景勝地とあって、思わずバイクを停めた(写真中)。
曇っていたが、いささかも価値の劣らない絶景。
その笹川流れを過ぎたあたりからぽつぽつと雨が降り始める。
最初は気になるほどではなかったが、どんどん雨に突っ込んでゆく予感。
このあたりは短いトンネルが多く、トンネルの出口にバイクを停めて雨具を着込む。ついでに荷物にもビニールをかぶせて防水処理。ゴミ袋をかぶせただけだが、意外と役にたった。
道は345号から7号へ。
今回は海沿いを北上することだけを考えていたので、道についている番号は気にせず、ひたすら海沿いの国道を走って行く。
道の駅あつみに到着。
目標にしていたわけではないが、着いたのがちょうど昼。しかも雨が激しさを増して土砂降りに。タイミングよく道の駅が現れたという感じだった。とにかく刻々と雨が激しさを増してゆく(写真下は施設内からの眺め)。
施設内のテレビが台風による被害を伝え始め、前途を暗澹たる気分で包む。やれやれ……。
とにかく、多少なりとも雨が小降りになるのを待つことにした。
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