« 花村萬月『自由に至る旅』 | トップページ | ヤマハMT-01にもインターカラーモデル »

2005年10月15日 (土)

北陸・東北ツーリングその5

2005_0904_135736AA 道の駅あつみで1時間ほど休憩を取る。が、雨はいっこうにやむ気配なし。
やむなく、いくぶん小降りになったタイミングで出発。
当初の予定では由良海岸から県道50号に入り、海岸沿いの112号に抜ける予定だったが、雨で地図の確認もままならず、いつの間にか7号を走り続けて内陸部に入っていた(それにしても海岸沿いの国道112号って、内陸側の本線から完全にはぐれているんだな……)。

幸いにして、雨の回復傾向。ほどなく雨雲の下から抜け出した。
曇り空は相変わらずで、カッパは脱がずに走り続けたが、それでも降っているのと止んでいるのとでは天地の差。
道は酒田市を過ぎて、再び海岸線へと入ってゆく。

道の駅鳥海で再び休憩。
しかし、ここは駐車場全体に歌謡曲をがんがん響かせていて、まったく休まらず。
賑やかさを好む人もいるかもしれないが、個人的にはお勧めできない。早々に立ち去る。
鳥海ブルーラインはこの少し先から入ってゆくのだが、鳥海山は丸ごと雲の中。ほぼ確実に雨の中に突っ込むコースに違いなく、残念ながら今回は見合わせることにした。濡れた路面じゃワインディングも楽しめないし、男鹿半島まで見渡せるという眺望も期待できなかっただろう(写真1枚目は道の駅鳥海付近で撮ったおそらく鳥海山があるだろうと思われる方面……)。

2005_0904_142455AA 鳥海山の縁を通り過ぎて、道の駅象潟(きさかた)で三度目の休憩。
鳥海からはあまり距離はないのだが、展望台のある建物に惹かれて立ち寄ってみた。
ここは温泉施設を併設するなど、けっこう規模の大きな駅。賑やかというよりは活気が感じられる駅だった。
展望台からは鳥海山を一望できるはずなのだが、眺望図のあるべき位置に鳥海山はなし。頭の上から足先まですっぽり雲の中だった(写真2枚目)。
この時点で時間は14時半。新潟から岩手を経て、秋田県に入っている。
一般道とはいえ、絶対的交通量と信号が少ないので快適に距離を稼げる。

2005_0904_140917AA この日本海沿いの道ではたびたび風力発電施設をみかけた。
国道沿いの風よけや傾げて伸びる松林の樹木など、日本海に吹きすさぶ過酷な風を想像させる。おそらく、冬期を中心に吹き荒れるのだろうが、傾いだ樹木は一見の価値あり(けっこう随所で見られるので、そのうち撮ろうと思っていたら撮り損ねてしまった……)。

その1
その2
その3
その4

| |

« 花村萬月『自由に至る旅』 | トップページ | ヤマハMT-01にもインターカラーモデル »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 北陸・東北ツーリングその5:

« 花村萬月『自由に至る旅』 | トップページ | ヤマハMT-01にもインターカラーモデル »