バイクの三ヶ月保管
昔のバイク雑誌を見ていたら、愛車の絶対安心保管術という特集記事を見つけた。
ビッグマシン誌2002年2月号。
特集では、
1日から1週間保管
3ヶ月保管
半年以上保管
の3項目に内容が分かれている。
僕自身は週に何日かは確実に乗っているので、特にこの時期だからといって関係はないのだけれど、いまから3ヶ月後には春が来て、またツーリングの季節がやってくる。
冬場に乗らない人にとっては、この時期の保管というのはけっこう大切である。
記事に書いている3ヶ月保管のコツはだいたい以下の通り。
1.微弱充電(無理ならバッテリーをはずして定期的に補充電)
2.バックミラーをはずす(カバーを掛ける際、ミラーをはずした方が深く掛けられる)
3.ロック(多いほどいい)
4.ワックスがけ
5.樹脂パーツの油分補給(アーマーオール等)
6.フロート室のガソリンを抜く(ジェット類の錆予防のため)
7.カバー内側には毛布(結露予防)
8.地面にじゅうたん(地面からの冷気を防ぐ。ただし湿気に注意)
9.空気圧は2割り増し(タイヤの変形を抑える。接地面も定期的に変える)
10.タイヤ・サイドウォールに保護剤(紫外線などによる劣化防止)
11.タイヤを浮かす(センスタ装備車は使用。サスにかかる負担も軽減できる)
バッテリーについては、イモビライザー等を装備している場合にははずすわけにもいかないので、取り外して保管するとき以上にバッテリーの状態には気を遣う必要がある。
バイクを3ヶ月放置した際、もっともダメージを受けるのはバッテリーだと思う。
カバーは時々はずして、中にこもった湿気を抜く必要がある。
冬場は乾燥しているとはいえ、カバー内外の温度差から結露ができるため、カバー内にはけっこう湿気がたまる。
ちなみに、最近はバイク全体をすっぽり覆うタイプのカバーもワイズギアなどから発売されている。
ただし、さすがに高い。ワイズギア製は2Lタイプで3万近くもする……。
| 固定リンク | 0
この記事へのコメントは終了しました。
コメント