バイク用ETC装着完了
本体、アンテナとも、きちんと装着できるか微妙だったのだが、弁当箱を背負うことなく、カウルにも穴をあけず、装着が完了した。
加工した部分は、ハンドルに装着するアンテナ用のアーム部分を削ったことと、シート下に押し込んだ本体を固定するため、ねじ穴が2ヵ所空いたこと。
すなわちバイク本体に関していえば、後者の1点のみ。外見からは見えない部分なのでよしとする。
それにしても、かなりデカい……。
シート下に収まっている本体はともかく、アンテナの取り付けアームが仰々しく、なれるまではちょっと邪魔くさく感じられそうだ。
装着に要した時間は2人作業で90分ほど。配線のためにタンクをはずし、ヒューズボックスを開け、 本体を固定するためにリアのカウルもはずす羽目になった。アームの加工は電動工具で削るというプロの仕事。 90分でも作業としては早いほうだったようだ。
通常、一日の作業は3台がいいところ、という話だった。
ぼくが作業してもらった店では30台くらいを担当するらしい。作業の大半が土日に集中すると仮定すると、やはりすべての処理が終わるまでには1ヵ月程度はかかりそうだ。
取り付け作業が終わったあとは書類に署名、取り付けた車載器やナンバーをデジカメに保存。
機材、作業費はもちろん無料。
実は店側も半分はボランティアで、国交省だか協会だかへ請求できる工賃は半分だけなのだという(しかも取り付けを辞退した際にはそれまでの作業費も請求できない)。
取り付け作業を行うためには講習などへの参加も必要らしく、バイク用ETC実用化への道のりはまずこういうユーザーとの間をつなぐお店の協力なくしては一歩も立ちゆかない。
ともかく、我々モニターはこのあとを受けて、しかと実用化までの道筋をつけていかなければならない。
聞いた話では、実用化のめどは9月ということらしい (むろん、モニターテストが順調に進むことが条件になる)。
しかもETCの機械自体も、今回のモニター用よりはるかに小型化されたものがすでに開発中ということで、実用化の暁にはいまよりはるかにスマートなETCとして登場することになりそうだ。
問題は防水よりも振動なのだという。まぁ、そうだろうな……。
取説は一応もらったけれど、特に内容はない。
ともかく利用してみないことには何ともいえない。
今月中に一度はどこかで利用したいところだ。
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コメント
いつもの通りすがりさん、こんにちは。
本体の高さは35.8ミリですが、固定するための金具(振動防止のためのパッド付き)が付くため、5センチをちょっと超えるくらいだと思います。
以下のリンクに全体のサイズがあります。
https://www.hido.or.jp/nirin/faq/img/JRM-10A.pdf
ninjaの場合、いっぱいいっぱいですね。
これまでネットやディスクロックを入れていたスペースは完全につぶれました。
カウルをはずさないとバルブ交換もできません(^^)
投稿: tono | 2006年2月13日 (月) 20時49分
おおお!!!付きましたね〜
>つかないかも〜
って事なので私もあまり期待していませんでしたが
付いて良かったですね〜
昨日今日と都内を車で走ったのですが、首都高の入り口に
『二輪車ETC』の看板が出ている料金所をいくつか
目にしました。
シート内に収まっている本体部分ですが
大きさどのぐらいなのかな?
高さ2CMぐらいありますか?
うちの単車には付かなそう.....涙
9月までじっと我慢する事になりそうです。
利用したらまた感想等楽しみにしています。
では〜
投稿: いつもの通りすがり | 2006年2月13日 (月) 03時20分