メーター動作不良復旧
GPZ900Rのスピードメーターが動かなくなって、かれこれ400キロくらい走ってしまったが、部品が届いてようやく修理することができた。
今回注文した部品は二点。いずれも前輪ホイールに組み込まれているもの。
レシーバ(スピードメータ) 504円
リング(スナップ)42MM 210円
前輪をはずすところまでは、前回、フォークオイルの交換時に経験済みなのですんなり進む。
ところが、問題の部品取りはずすところで早速つまずく。
最初はブレーキディスクをはずさなきゃならんのかと思って、ヘキサゴンで思い切り力を入れるがびくともしない。
待て。
ブレーキディスクなんてはずす必要はまったくない。
リングさえ抜けば、レシーバーはあっさり抜けるようだ。
で、リングをはずそうとするのだが、これまたはずれない。
サービスマニュアルによると、どうやらサークリッププライヤーという専用工具が必要らしい。
いちいち専用工具が必要になる。専用工具だけに汎用性はほとんどなし。
とはいえ、ペンチなどでは滑ってしまってどうにも埒があかない。
近所のホームセンターに行ってみたところ、これまた高い……。
あほらしくてとても買う気になれなかったので、先の尖ったラジオペンチを購入。208円。この価格なら許容範囲。
帰宅してからペンチの先をトンカチで叩いて曲げる。
結果は完璧。リングの両端についている穴をしっかり掴んで、ホイールからリングを抜き取った。
新しい部品との違いはこんな感じ。
凹部が完全につぶれてしまっている。
実は数年前から低速時にカタカタというノイズが出ていたのだが、どうやら原因はこれだったらしい。修理後は音もしなくなった。
店ではワイヤーかメーター本体じゃないか?、と言われていたのだが、とりあえず実走上の問題がなかったので、先延ばしにしていた結果が今回のメーター不動につながった。
まぁ、こういうことにでもならなきゃ自分で修理してみようとは思わなかっただろうし、原因の特定も難しかったかもしれない。
今回はこれでよしとする。
今回の出費は部品代700円+工具代200円で、約900円ほどとなった。
| 固定リンク | 0
この記事へのコメントは終了しました。
コメント