WGP2007開幕

先週末、今シーズンの開幕となるカタールGPが行われた。

地上波のテレビ中継は今週土曜日の深夜。番組名が月刊ＭｏｔｏＧＰプラスとなっているのがちょっと引っ掛かる。もしや、今年からは月一の放送になるということだろうか？

それはともかく、今年は昨年ついに不動の定位置をニッキー・ヘイデンに明け渡したロッシの巻き返しに注目が集まる。
さらに、日本勢ではコニカミノルタ・ホンダからダンロップ・ヤマハ・テック3に移籍した玉田と、その玉田が抜けたコニカミノルタに電撃移籍した中野の走りにも期待がかかる。
結果はロッシが２位。昨年の覇者ヘイデンが８位。中野が１０位。玉田１６位は完走車中最下位とこちらは今年もぱっとしない。
優勝は若干２１歳ドゥカティのストーナー。三位にも昨年の新人王ペドロサが入り、MotoGPにもいよいよ世代交代の時期が近づいていることを予感させる。ストーナーはポール・ポジションからスタートしたロッシとのバトルを制しての優勝だからその価値は高い。最終ラップにコースレコードを更新するというおまけまで付いた。

今年から800ccに容量を減らし、コンパクトになったエンジンでの戦いが10月末の第17戦バレンシアGPまで続いてゆくことになる。