リード90ミッションオイル交換
中古で購入して以来、ずっと気になっていたリード90のミッションオイルを交換した。
サービスマニュアル49ページではホンダ純正オイルウルトラ-U SAE10W-30の指定になっているが、4サイクル用の一般的オイルであれば粘度や銘柄にそれほど神経質になることもあるまいと思い、物置に入っていた安物の古いオイルを見つけたので、そのまま使うことにした。粘度は10W-40。まぁ、いいだろう。それよりも気になったのはオイルの古さで、一般に距離を走っていないオイルでも半年に一回は取り替えるべきところ、このオイルは購入してから数年経過している。それでもあえて交換したのは、前回の交換がいつ行われたものなのかまったくわからないため。場合によっては購入以来、一度も交換していない可能性すらある。
2ストバイクの場合、なまじオイルはガソリンと一緒に燃焼してしまうものという先入観があるため、ミッションオイルにまで気を回さない人が多い。特に原チャリのスクーターではこまめにミッションオイルを交換している人の方がむしろまれなのではないかとさえ思うほどだ。
ドレンを外してみたところ、真っ黒になった古いミッションオイルを出てきた。流れ出る様子でもすでにサラサラな感じがあって、もはやオイルとしての用をなしていない雰囲気。
交換時のオイル量は0.11Lとあるが、実際のところドレンを外してどれくらい出てくるか不安な部分もある。念のために計量カップにオイルを落として、落ちた分だけ補充するという手順を踏んだ。
補充はドレンの上にあるチェックボルト穴から行うのであるが、この穴が小さいうえに水平に切られているため、ちょっとした工夫が必要となる。
作業にはブレーキフルード交換時に購入した注射器状の工具を使った。
計量カップに出た分と同量のオイルを量り、そこから注射器で吸い取って注入した。
作業自体はものの十分程度で終了。簡単である。
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