バイオガソリンについて考える
試験販売が始まった近頃話題のバイオガソリンであるが、そもそもこのバイオガソリン、車に関しては各メーカーのホームページなどで企業としての対応を表明しているが、カワサキなどのホームページを見てもバイオガソリンについては特にふれられていないようだ(見方が悪いんだろうか?)。
もちろん、石油連盟のバイオ燃料関連のホームページを見ると、バイクにでもまったく問題なく使用できるとある。
http://www.paj.gr.jp/eco/biogasoline/qa_details_02.html#Q3
でも、果たしてこれを鵜呑みにしていいものかどうかというと、やや懐疑的にならざるを得ない。特に僕はいま乗っているninjaを動く限り手放すつもりはない。すでに絶版車でもあり早晩部品も不足してゆくはずだろう。例えトラブルが起きても石油連盟がその責任を負うとも思えない。
まぁ、価格が多少高くなるのは仕方ないだろう。
ただし、このバイオガソリンの未来は本当に明るいのだろうか?
バイオガソリンはエコだというけれど、そのあおりを食って最大の輸出国となっているブラジルではオレンジ畑がトウモロコシ畑に代わり、オレンジの価格が上昇を続けている。日本の場合には地球の裏側から運んでくる燃料代もバカにならないだろう。
僕自身は別に否定論者というわけでもないが、すべてを手放しで受け入れるという気持ちにもなれない。マイナス部分も考えた上で、もう少し様子を見てみたい気持ちだ。
まぁ、まだ扱っているスタンドも少ないしね。
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