ねじナメてねじ破壊
ユーザー車検を受けるためにゴールデンウィークあたりからこつこつと整備をしているのだが、クラッチオイルを交換するために、マスターシリンダーを開けようとしたところ、スクリューがさび付いていたこともあり、ナメて完全に抜けない状態になってしまった。
ドライバーをハンマーでたたき込んでもびくともしない。
仕方がないので対策工具を購入しようとビーバートザンへいってみた。
最初は液剤を塗り込んで新たにドライバーの十字を切り直そうかとも考えたのだが、それ用の専用工具が見つかったので、そちらを購入した。
価格は1000円。
実はサイズがやや太めで微妙な感じがあったのだが、細いサイズだと2000円もする。走頻繁に使う道具でもないし、2000円はちと痛い。で、安いほうを購入。
工具自体は双頭になっていて、片方がドリル、もう片方がねじ状になっていて、ドリルで穴を開けたあとに、ねじ状になっているほうをねじ込んでねじを回す仕掛けになっている。
この工具の使用は電動ドリル必須であるが、電動ドリルは手持ちがあるので心配なし。
危惧したとおり、サイズはぎりぎり。電動ドリルを垂直にあて、慎重に穴を開けてゆく。
ここで思わぬ自体がおきた。
ねじの頭の部分だけがねじ切られる状態になって抜けてしまった。
結果として、これでマスターシリンダーのふたが取れ、残ったねじ部分は手で簡単に外すことができた。マスターシリンダー側のねじ山にダメージが出ていないか冷や冷やしたが、そちらも大丈夫。双頭の片側を使わないまま作業は終了してしまった。
写真はピントが奥に合ってしまっていてわかりづらいが、マスターシリンダーから突き出ているのが残ったねじの部分。
ちなみに、クラッチオイルは真っ黒だった。
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