週刊プレイボーイで駐禁取締民間委託から1年を特集
本日発売の週刊プレイボーイ28号で駐禁取り締まり民間委託開始から1年のデータを元にした実態が報告されている。
記事によると、取り締まりの数はそれまでの1.7倍になっているらしい。しかも開始当初には2倍程度を見込んでいたらしく、この先、取り締まりはますます厳しい方向へと向かいそうな雰囲気だという。
表題では警察ボロ儲けという部分に中心が置かれているが、そんなことは始まる前からわかっていたことだし、あくまで追認識するに過ぎない部分だ。
バイク所有者として見過ごせないのは、居住区のバイク違法駐輪に対する取り締まりが強化されているという点だ。
かつて新宿区内に住んだことのある身としては他人事とは思えない。これは事実上、都心部のアパート・マンション暮らしの人間はバイクを所有してはならないといっているに等しい。車と違い、居住区の近くに駐輪場がある可能性はきわめてまれであり、歩道に路駐という形は関係のない住人にはまったく申し訳ない話ではあるけれど、半ば仕方のない状況なのである。もし、この取り締まりを毎日のようにやられたら、たとえ減点がなくとも事実上バイクは放棄せざるを得ないところまで追い込まれる。
都心部でバイクの売り上げが落ちているのもこの取り締まり強化が少なからず影響していることは疑いの余地がない。
極まれば、もはやバイクを手放すか郊外に住むか、二者択一せよということになるのだろうな。もちろん、ここに含まれるのはバイク好きだけに限らない。都心部では原付の所有すら貧乏人には許さないということだ。
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