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2007年6月18日 (月)

もし暴走自転車の被害に遭ったら

先日、片側3車線の国道の一番左側を走っていたら、突然、路駐の車の陰から自転車が突っ込んできた。危うく接触するところを回避できたが、もし接触していたらどうなっていたか?

昨今、マナーの悪い自転車の運転が問題化して、ニュースやワイドショーなどでもたびたび取り扱われるようになってきた。飲酒運転で書類送検や罰金等の罰則を受けた例もあるようで、もしも重大事故となった場合には右側通行に対しても同様の書類送検および罰金等の罰則が適用される可能性は高いように思われる。

ただ、自転車の場合にはもちろん免許はないし、自賠責もない。任意の保険に入っている可能性もきわめて低いだろう。交通事故の際には一般的に弱者保護の立場が取られるため、バイクと自転車の場合にはたとえバイクの側に過失がなかったとしても、バイク側にも相応の負担が求められるであろうことは想像が付く。
今回の場合、相手が右側通行で死角から確認もなく飛び出してきて、双方が転倒、双方にケガと車両損壊があった場合、保障問題はいったいどうなっていただろう?
お互いに簡単なケガならばよいが、骨折や頭部打撲などのケガの場合には数万から数十万、場合によっては数百万からのお金がかかる可能性がある。単に車両の破損にしても、自転車なら新車を買い換えても数万ですむだろうが、バイクだとカウル1枚で同じくらいの金額になってしまうこともある。こちらは任意保険に入っているのでいくらかかろうが保証はどうにかなる。しかしおそらく無保険であろう相手が支払いに応じる可能性はきわめて低い。むろん、そうした状況下ではこちらも相手の治療費や弁済等の支払いに応じる必要はないだろうが、裁判になるとしても長期化は免れられないだろうし、人身事故ともなれば相手が自転車だとこちらに落ち度がなくとも罰金+減点という罰則が加わる可能性が高そうだ。
なにからなにまで分が悪し、いいことはまったくないな……。つまり我々バイク族は自転車野郎に気をつける意外に対処する策がないということだ。
そういえば、任意保険には無保険車障害保険というものがある。主に特約などでつけることが多い保険だが、これって自転車に対しても有効なのだろうか?

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