バイクの馬力自主規制撤廃についてもう少し
モーターサイクリスト2007.09月号に掲載されていた記事を元に、もう少し馬力自主規制廃止について考えてみたい。
記事によると、自主規制が廃止されたとはいえ、それが即フルパワーに直結するかというとさにあらず。騒音問題が壁になるという。排出ガスに関しては、現在の技術でも十分に規制値をクリアしてパワーを上げられるらしいのだが、音についてはまだまだ技術的に及ばない部分が多いらしい。
欧州、米国との騒音規制値の差は加速走行騒音値で7デシベルほどだが、この7デシの差がとてつもなく大きいのだという。
また、馬力規制が廃止されたとはいえ、最高速180km/hのリミッター装着は従来のまま。まぁ、これ自体はリミッター解除の部品も売られていることだし、その気になればさほど問題はなさそうだが、計器類は180km/hスケールで切られているはず。そう考えると、やはり今後も逆車の需要は続いてゆきそうだな。
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コメント
音さん、初めまして。
ビッグスクーターに限らず、音に関わる問題は昔から言われていることでなかなか根深いものがありますね。純正品は規制値をクリアすると共に、価格とのバランスがリプレイスメント以上にシビアになります。
今後も規制は強化される一方ですし、エンジン音にこだわりを持つ人にとってはつまらない時代ですね。
投稿: tono | 2008年4月27日 (日) 21時21分
ビッグスクーターの下痢マフラーなんとかして エンジンが持つ本来の音も楽しむこともせずに他人に不快感を与えるだけ
投稿: 音 | 2008年4月27日 (日) 18時37分