MotoGP日本グランプリ
先週2007.09.21~09.23に行われたMotoGP日本グランプリはMotoGPクラスでドカティのカピロッシが3連覇を決めた。ドカティ&カピロッシはほんとに茂木で強い。F1でもホンダが勝ちまくっていた時期にたびたび鈴鹿でフェラーリに優勝をさらわれる姿を目にしたが、これで茂木に移ってから4年のうち3年がドカティ。
逆に、ロッシはマシントラブルに見舞われて13位。
今年のMotoGPでは年間タイトル争いで王手のかかっていたストーナーが6位でゴールして、初の年間タイトルを獲得。日本グランプリで最高峰クラスの年間チャンピオンが決まったのは今年が初めてということだ。また、日本メーカー以外のマシンに乗るライダーがチャンピオンになったのもあのMVアグスタの1974年以来。そのときのライダーはフィル・リードである。時代を感じる……。
今年のMotoGPはジャンプスタートがあったり、レイン→ドライへのマシン交換があったりとなかなか見所の多いレースだったようだ。
それにしてもストーナーはMotoGP参戦2年目にして早くも頂点に立ってしまった。21歳11ヶ月でのタイトルはフレディ・スペンサーに3ヶ月遅れの史上2位の記録だという。ロッシはこれで2年連続でタイトルを逃したことになり、新旧交代の流れが鮮明になった一年といえるかもしれない。
日本人ライダーは年間参戦の玉田が12位、中野が16位に低迷。玉田は来年のシート喪失の危機がさらに高まったといえるか。
250cc、125ccクラスでも日本人の表彰台はない。一時期の勢いに比べると、このクラスでもいまは外国人ライダーの勢いが強い。
来年は見に行きたいなぁ……。
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