高速道路の不正通行
最近、高速道路のETCゲートを利用した不正通行が問題になっているが、先日購入したモーターサイクリスト2007.10月号でもこの件を大きく取り上げていた。
先月発表された06年度の不正通行件数は96万1100件で過去最高にのぼっているらしい。
モーターサイクリストでは7月に逮捕されたライダーの件を大きく取り上げているが、このライダーはETC車載器を搭載していないバイクで、横浜新道のゲートを複数回にわたって強行突破していたようだ。突破の映像はゲートに設けられ不正通行監視カメラにばっちり写されていて、猛スピードでバーの隙間を突破しているなんとも間抜けな写真が誌面にも掲載されている。
ちなみに、不正通行の代償は正規通行料金+2倍の割増金。さらに30万円以下の罰金が科せられることになる。もちろん逮捕、拘留に加え、前科もつく。記事の中では1回30万という罰金額を印象づけるような書き方をしているが、まぁ、これは最大の金額。個人的には今回みたいな確信犯には30万でも安いくらいだと思うけれど……。
いずれにしても、不正通行監視カメラの設置は増えているようなので、今年は昨年度のように100万件に迫る数字にはならないだろうが、正直者がバカを見るようなことがないよう、道路会社にはしっかりやってもらいたいものだ。
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