首都高ETC不要のシステム発表
昨日、首都高がETC非搭載でも距離別制運賃に対応できるシステム「首都高X(エックス)」の第1号試作器を発表した。
これはシガーソケットライターに差し込んで使うもので、機体そのものは首都高入り口付近の店舗やPAなどで貸し出しを受けられるらしい。
手順としては首都高の入り口でいったん停止し、キット付属の電子マネーカードで上限金額の支払いを済ませた後、翌日以降に差額分を電子マネーとして受け取れるというシステム。
かくも面倒なシステムという他にない。
しかもほとんどのバイクにはシガーソケットなんて付いていない。車以上に搭載率の低いバイクに対する配慮をまったく考慮することなく進められているこの計画。せめてバイク利用者に対しては電池などによる給電ソケットを用意するくらいのところまで発表に盛り込んでいれば、まだ酌量の余地もあっただろうが……。おそらく防水性などの対策もまったくなされていないであろう。まさに噴飯ものの浅薄さを感じる。
発表の内容と実機の写真は同HPで確認ができる。
http://www.shutoko.jp/company/press/h19/071022-1/index.html
明日、開幕する東京モーターショー(一般公開は土曜日から)でもブースに展示されるようなので、出かける予定のある方はその実物をみられるはずだ。
多くの人が思っていると思うが、この名称「首都高X(バツ)」に思えてならない。
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