グラフィックヘルメット今昔
別冊 MOTORCYCLIST (モーターサイクリスト) 2008年 03月号でグラフィックヘルメットの今昔を特集している。
この中にコンピューター上で自分の好みのデザインを作ってオリジナルヘルメットを作るPOMSというシステムが紹介されている。
このシステムが導入された1984年当時はある種のあこがれを持って眺めたものであるが、とにかく高かったと記憶している。いつの間にかなくなったなぁと思っていたが、5年程度で廃止されたようだ。
当時のデザインヘルメットがマスキング塗装でカラーリングが行われていたのに対し、近年のヘルメットは転写シートを貼り付けた上にクリアコートを施してたものが主流になっているようだ。
たしかに当時のスペンサーや平忠彦のレプリカを見ると、現在、店頭で販売されているあまたのグラフィックデザイン・ヘルメットとは根本的に違っているのがよくわかる。
現在、僕が使っているヘルメットもグラフィック系のヘルメットではあるけれど、だいたい単色のヘルメットと比べると5000円くらいの価格差がある。
もちろんヘルメットそのものに性能差はないのだから、これをよしとするかどうかは微妙なところだな。
それにしてもPOMSのようなオリジナルヘルメットも、いまなら自宅からでもオーダーできるようなシステムを組めそうだけど、マスキングではなく、転写シートから作るとなるとかなりのコストがかかるということになるのかな?
別冊 MOTORCYCLIST (モーターサイクリスト) 2008年 03月号 [雑誌] by G-Tools |
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