嘘の盗難届で初摘発
2008.2.29付けの読売新聞夕刊に(バイクの)駐禁逃れのために嘘の盗難届を出したとして東京板橋区在住の男(42歳)が虚偽報告の道交法違反で摘発されたという記事が出ていた。
なんでも現在インターネット上で弁明の機会に(車やナンバープレートを)盗まれたと主張すれば大丈夫というような書き込みがあるらしい。
今回の摘発は昨年11月のことらしい。犯行を犯したのはそれよりさらに半年ほど前の5月末。新宿区内の歩道にバイクを止めていて駐禁の標章を貼り付けられていたことから、わずか2時間後に警察署にナンバープレートが盗まれたと届け出たらしい。この男はこの後も公安委員会等から求められた説明で「オートバイは廃車にした」等嘘の説明をしつつ、バイクには乗り続けていたということだ。
現在、警察当局ではこの虚偽報告に対する警戒を強めているということだ。
それにしてもインターネットが情報源の中心として利用されるようになって以来、この種の類似的犯行が実に手軽に(さしたる罪の意識もなく)行われるような社会風潮になっているように思う。
42歳って……、そんないいおっさんでさえこんな感じだから、高校や大学に通っているようなカネのないガキどもが次から次へ同じような犯行を犯してもなんの不思議もない。世の中、どこか狂っているな。
ちなみに、件の男は東京簡裁で先月4日に10万円の罰金を言い渡されたらしい。9000円ケチって10万か。愚かだな……(個人的には100万くらい取っちゃえばいいのにって思うけど)。
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