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2008年4月 2日 (水)

暫定税率暫定廃止後のスタンド

一昨日いっぱいでとりあえずも揮発油税の暫定税率が失効し、一部のガソリンスタンドでは日が変わると同時に約25円分の暫定税率を差し引いた料金でガソリンの販売を開始し始めたようだ。
昨日の朝のワイドショーでは早くも京葉道路の穴川インター付近での混乱ぶりが映像として流れていたが、国道246号沿いのスタンドでは少なくとも日付が変わった直後にはさほどの変化は起きていなかったようだ。
ただし、翌2日の今日になると、さすがに120円台のスタンドがぐんと増していて、140円台でがんばっているスタンドはほとんど見かけない状態になっていた。
混乱の原因は蔵出し税という課税方式によるもので、多くのガソリンスタンドが暫定税率失効前の3月下旬から在庫の絞り込みをはかって、発注を押さえ込んだため、スタンドによっては値下げと同時に殺到したお客をさばききれずにタンクが空になったケースも見られた。

まぁ、問題は今後、自民党が本当に暫定税率復活のための再可決を行うのかどうかという部分に焦点が移ってゆく。いまのところはどちらに傾いてもおかしくないところだな。
個人的には暫定でない暫定税率なんてとっとと諦めて、環境税など新たな税を乗せた方が自民党にとってもイメージを悪くせずにすむと思うんだけどね。一般財源化するという旨はすでに総理大臣も断言しているわけだし、ずるがしこい自民党のことだから(環境税で使い道が縛られるというなら)他にも都合のいい名前はいくらでも思い出せそうなもんだ。まぁ、仮にちょっとくらい文句が出たって次の日にはすぐ変えればいいんだしさ(後期高齢者医療制度を突然長寿医療制度に改名したみたいに、それくらいのことは思いつきで簡単に実行する人々だ)。
もちろん、我々国民としては全然迷惑は被っていないし、混乱もしていない。安ければ安いに越したことはない。道路を増やしてCo2排出量を増やすくらいなら余計な税金は廃止しよう! ちなみに環境問題が騒がれる中で税金を下げてガソリンの消費を増やすような……云々の大臣&総理発言は完全に国民をバカにしている。きっと国民はバカだから簡単に騙せると思ってるんだろうな。逆に本気で言ってるとしたらそれこそそんなアホに国の舵取りは任せられないという話になる。

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