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2008年10月23日 (木)

スクーター購入

壊れた実家用にオークションサイトでスクーターを購入した。

オークションでバイクを購入するメリットは落札価格以外の余計な費用がかからないことだ。その一方で、名義変更を自分でやらなければならなかったり、出品先を考慮しないと輸送費に予想外の出費を強いられることになる。
それらを考え含めた上で、狙ったバイクはホンダ・ディオ
代を重ねて信頼性、耐久性の面でも信頼がおける。ヤマハのジョグも悪くないが、出品されている絶対数が少なく、程度のよいものもディオに比べて格段に少ない。スズキは最初から候補に思わなかった。レッツシリーズが候補になるだろうが、どうもスズキのスクーターは古くなるとエンジンがかかりにくくなる印象がある。実際僕が乗っていたレッツⅡがそうだったし、友人が乗っていたアドレスもそうだったらしい。チョイノリはあまりに華奢だし、そもそも数自体が出ていない。
で、ディオであるが、ディオには2ストと4ストの2種類がある。4代目のスマートディオから4ストに変わったようである。
2ストディオに比べて、4ストディオは出品数自体あまり多くないが、出ていても価格的に極端な違いはさほど感じない。5万円前後の予算でそこそこのものが手に入りそうだ。
ちなみに、中国製のトゥディは初代が10万円を切る価格で発売されただけあって、そこそこ安い。ただしリコールやサービスキャンペーンが続出したモデルだけに、耐久性の面でまだ未知数な部分がある。二代目にいたってはもともと13万を超える価格で売り出されただけに、中古市場の価格も高め。そもそも出品自体がほとんどない。

中古で4ストを購入する際に特有の注意点は、オイル交換がきちんと行われているかどうかにつきるだろう。バイクのことをあまり知らないオーナーが乗っていた場合、自転車感覚でオイル交換をしないまま何千キロも走っている可能性が高そうだ。2ストならオイルがなくなれば補充すればいいわけだが、4ストは手間いらずが逆に仇となる。
一方の2ストは生産されなくなってから時間が経過しているだけに、どれだけ劣化を抑えているかがポイントになる。できればあまり走っていないやつがいいが、走行距離が少なければ程度がいいかといえば、そうともいいきれない。オークションでは基本的に購入前の確認ができないからやかっかいだ。
スクーター特有のポイントとしては走行距離のメーターに4桁表示のものが多く、そうした車種ではメーター表示が実装距離でない可能性が高いことだろう。説明文にも「メーター読み」という書き方で、特にメリットがない限り実走距離を書かないことがほとんどである。

購入したのは走行距離500キロほどの3代目ディオ。
写真で見る限り、樹脂系の外装に劣化が見られるが、走行距離に関しては実走との記述があるので、それを信じるしかあるまい。あとはバッテリーの程度やタイやの劣化など、不安がないわけではないが、まぁ、それは実車をみてからだ。
価格は5万ほどで落札。出品地などの条件を考え合わせれば、悪くない落札だったと思っている。

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