カワサキZRX1200DAEG発表
カワサキがZRX1200をフルモデルチェンジ。ZRX1200DAEGという名で来年2009.02.01に発売する。
今回から国内専用モデルとなるが、すでに馬力自主規制の枷はなくなっており、馬力は前モデルよりも15馬力アップの110ps/8000rpm。国内仕様に専念したことで、最高速偏重のスーパースポーツよりも中低速での扱いに力点を置いた、いわゆる峠などで楽しめる味付けがなされているようだ。
排ガス規制対応によりキャブレターはフューエルインジェクションへと変わり、マルチリフレクター・ヘッドライトやリアコンビのLED化など、ZRX1200Rの雰囲気を残しながらも、外見、中身ともにフルモデルチェンジと呼ぶにふさわしい変わり身を見せている。
イモビライザーは当然のように標準装備。ブレーキはニンジャ250Rなどでも標準装備されているペタルディスク(ディスクの輪郭が波形になってるやつ)である。
色はブルー、レッド、グレー×ブラックの計3色。
価格はソリッドカラーが112万円。ツートンが114万円。
名称のDAEGであるが、これはダエグと読む。△を横に倒して頂点を向かい合わせにしたようなマークがそれ。サイドカウルにもZRX1200とともにそのマークが入っている。
個人的にもとても魅力的に感じるダエグだが、ただ、カラーリングはやや地味な印象を受ける。それとリアコンビネーションランプのLEDがどうにもなじめない。FIやメーター周りなど近年のバイクは電力消費量が大きくなりがちなので、各部の省電力化対策は不可欠とはいえ、あのちっちゃい豆電球みたいなのを並べたランプはどうにもなじめない。たしか以前どこかのニュースソースで、LEDの一体表示の開発に成功した会社の記事を読んだ気がするんだけど、実用化はまだなのかな?
あと、個人的な趣味で純正の集合管もちょっと……。
なお、先日、発売になったオートバイ2009.01月号に詳しい情報が掲載されている。
オートバイ 2009年 01月号 [雑誌] by G-Tools |
ちなみに、カワサキバイクの機関誌的存在であるカワサキバイクマガジンの2009年01月号には2009.2.1デビューの広告こそでかでかと掲載されているが、ダエグの記事はほとんど載っていない(たった2ページ)。カワサキ未来予想図と大見出しになっているのに……。発売日は『オートバイ』と一緒。大失態だと思う。
Kawasaki (カワサキ) バイクマガジン 2009年 01月号 [雑誌] by G-Tools |
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