« OGKテレオス3レビュー1 | トップページ | OGKテレオス3レビュー3 »

2009年4月 8日 (水)

OGKテレオス3レビュー2

P1000388_2 先日購入したOGKテレオス3のレビュー2。

テレオス3最大の特徴はフルフェイスでありながら、チンガードの部分からバイザーごと持ち上げられることだ。
このタイプの本家はショウエイのシンクロテック(現マルチテック)だが、価格は本家の半値以下である。
もちろん、この価格である。性能面はむろんのこと、ほぼすべての面でショウエイ製には及ばない。価格以外で唯一よいところは、ストラップをワンタッチで止められるフックが標準装備されていることだろう。このフックはとても便利で、片手でも楽にストラップを固定することができる。いろいろなメーカーから単体商品が出ているが、それらを含めてもこのOGK製のフックはかなりできがいいと思う。
内装はアライやショウエイに比べてかなり見劣りする印象はぬぐえない。しかし素材自体は夏場でも不快感を感じにくいさらっとした感覚の素材で、かぶり心地も悪くない。
実際に走ってみると、ベンチレーションが効き過ぎる、というか、おそらく細かくみると細い隙間がいくつかあるのだろう。帽体全体がきちんと密閉し切れていないために、冬場は冷たい風が顔の表面に吹き込んでくる。夏場は気にならないだろうが、真冬は少し冷たい風を感じながら走ることになりそうだ。あるいはヘルメットの特性上の問題が多少影響しているのかもしれないが、もしマルチテックで問題がなければ、あとは精度の問題になってくる(ショウエイのマルチテックで同じような症状が出るのかどうかは試したことがないのでわからない)。
いずれにしても1万円ちょっと(旬な言い方をすれば、給付金でおつりがくる金額)で購入できるヘルメットとしては、悪くない商品だと思う。

| |

« OGKテレオス3レビュー1 | トップページ | OGKテレオス3レビュー3 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: OGKテレオス3レビュー2:

« OGKテレオス3レビュー1 | トップページ | OGKテレオス3レビュー3 »