右直事故3
事故のあと、最初に病院を訪れたのは4日後のこと。仕事の関係やらなんやらで行くことができなかったのである。結局、ここで骨折が判明するのであるが、その間はそこまでとは思っていなかったこともあり、多少の傷みは感じつつも、なんとか過ごしてしまった。
手首の骨折が1ヶ所と親指の付け根あたりにも疑いがあり、計2ヶ所をギブスで固定。
膝にも損傷を受けるが、この時点ではまだ外傷のみの診断。
さらにのちにあごの付け根の痛みも加わる。
こう見るとかなりの大怪我に思えるけれど、実際に固定したのは腕のギブスのみ。
しかしこのとき病院でされたギブスは肘を曲げた状態で固定されたので、自由度はかなり制限されることになった。
それにしても最近のギブスというのは実に簡単である。
ぺらぺらの帯状の素材を必要な形に切って固定すると、自然と任意の形状で固まるようになっている(すごくおおざっぱな説明だけど……)。子供の頃に上腕部を骨折したことがあるのだが、その時には上半身をまるまる石膏で固められたうえに入院数ヶ月。いまはなんと便利なことか。
ともかく、この時点で診断書を書いてもらう。
その内容は全治5週間程度の見込みとなっていた。
この全治期間というものが、のちのち重要になってくるらしい。
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