右直事故11
事故からすべてが終了するまでにかかった期間は約7ヶ月。
接骨院に通い始めて以降、通院は積極的に行った。
主な治療は電気治療とリハビリだが、痛みがあるうちはなるべく通ったほうがいいという話だったので、いけるときには極力通うようにしていた。
しかし保険会社にとって通院日が多いのは決して歓迎するところではない。基本的に通院日数X8400円の慰謝料が発生するからだ。
自賠責保険でまかなわれる保険料額は120万。これを越えると保険会社は持ち出しの支払いを強いられることになる。そんなわけで、これを越えそうになると保険会社の動きはとたんにあわただしくなる。
ほとんど電話など掛かってこなかった保険会社から強い口調で電話が掛かってきたのはちょうどそのタイミングだった。
きちんと経過の説明をして、通院の正当性も説いたが、結局、それ以降の通院ペースは落とさざるを得なかった。怪我の具合は回復方向にあったので、まぁ、それはそれとして納得はしたが……。
さらにいよいよ上限が迫る頃になって、最後通告がきた。事故からほぼ半年頃のことで、骨折の場合だとまずまず妥当な線のようだ。
示談金の話へと移行することになった。
電話口で金額の話になり、説明を受けたが、その明細がわかりづらい。そこで書類にしておくってもらうことになった。
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