高速料金再検討
6月からの導入されることになっていた高速道路の新たな上限料金制度が見直されることになった。
この新しい上限料金制度は一般車の場合で1000円→2000円へと上限が値上げされるものだが、これまで土日、祝日に限られていたものが平日も含む終日になる一方で、時間帯による割引が廃止され、結果として値上げを強いられる利用者が増えるというもの。トラックなどの事業者にとっても結果として値上げになる場合が多く、反発を招いた。これについては道路公団の民営化を主導した猪瀬直樹氏が再三にわたって指摘していたこと。
個人的にはさほど高速を使うことがなく、使うときにはそれなりの距離を走るのが前提なので、新しい料金制度に不満を感じるところはないのであるが、全体からみるとやはり見直されても致し方ないという感覚はある。高速道路無料化をマニフェストの目玉に挙げておきながら、実質値上げでは筋が通らない。前原大臣が辞任を示唆しているようだが、辞任大いにけっこう。とはいえ、後任にふさわしい人材が見当たらないというのも民主党の泣き所ではある……。
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