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2011年1月23日 (日)

東本昌平RIDE(44)購入

今月号からRIDEシリーズを定期購読契約にした。どうせ毎号買うし、定期購読にしておけばたびたびやる特別価格も据え置きのまま。いちいち本屋に行ったり購入手続きをしたりする手間も省ける。

今月号はBIG1プロジェクト。
いわゆるCB1000SFにはじまるホンダの大型ネイキッドプロジェクトである。
連綿と歴史を繋いできたCBシリーズはホンダ・バイクにとって顔そのものといっても差し支えないシリーズなのだが、いわゆるレプリカ・ブームの時代になって、その方向性を見失う時期があった。
ホンダのフラッグシップはV型エンジンを搭載するVF系マシンに移行し、CBシリーズはCB750という地味な存在として細々と残るだけになってしまった。色も黒・濃紺のような地味な配色。のちに赤/白、青/白のツートンカラーをラインナップして息を吹き返したが、それまではお世辞にも売れるバイクではなかった。

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一方のVF系マシンがどうだったかというと、RC30という究極のレプリカを限定発売したのを頂点にして、徐々に衰退してゆく。
今回、この雑誌を読んで初めて知ったのだが、一時期、ホンダのビックマシンのトップセールス車種がスティードやブロスだった時代すらあるようだ。それらのバイクに魅力がないとは思わないが、少なくともフラッグシップになるようなバイクではない。
折しも、カワサキが発売したゼファー1100はバカ売れして一人勝ちの状態。そんな中で社内の一部のエンジニアたちが独自に企画していったプロジェクトが、のちにプロジェクトBIG1として成長していったということだ。
現在のCB1300SFは3代目。その成長の過程も知ることが出来るし、弟分に当たるCB400SFの開発についてもページを割いている。
なかなかおもしろかった。

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