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2011年1月21日 (金)

アドレスV125Sレビュー4

車格について。
大きさについてであるが、アドレスはPCXやシグナスX等に比べて車格が小さく、原付と大差ないというようなことがよく言われるけれど、これまでリード90に乗ってきた者からすると、十分なサイズだと思う。
170センチ64キロという体格で、足はどうにかベタ足でつく。シートはやや小さめといえるか。ステップ前方に足を投げ出すような姿勢を取ると、必然、ヒップポイントは後ろになり、段差になっているシート後半部にかかってしまう。しかし一人で乗る分にはまったく窮屈な感じはない。タンデムはまだしたことがないのでわからないが、パニアケースが背もたれの役を果たす形にもなる。大柄な人ではかなり窮屈になるだろうが、小柄な人ならそれほど懸念する必要はないかもしれない。いずれにしてもリード90に比べたら大きいし、前後で段差のあるしっかりした形状にも好感が持てる。

シート下の収納は前モデルより若干広くなっているが、カタログに載っているようなフルフェイスを横向きに置くような収納にはちょっと無理を感じた。かぶる部分を上側にして入れると比較的収まりがいい。ヘルメットの中にカッパやグローブも入れやすくなる。
ヘルメットホルダーは左右両側にある。いざとなればこちらを利用すれば収納スペースがまるまるヘルメット1個分増える形になる。

さらにパニアケース。
こちらは見た目以上に大容量。ヘルメットを入れてもにまだ若干ゆとりがある。少なくとも、これらを合わせれば、シグナスXやPCXより容量は大きくなるはずだ。ただし、走行中に関しては、極力パニアケースにはモノを入れたくない。重心が高い分、多かれ少なかれ振られる感じは出る。重たいモノを乗せるとその感覚はさらに高まる。優先順位してはシート下→前かご→パニアケースの順だろう。ステップ部分には大型の手提げ用のフックもついている(このフックがあれば昨年の夏にリュックを落とすこともなかっただろうに……)。

全体のサイズはリード90と同等くらいか。パニアケースを外せばこれまで使っていたバイクカバーがジャストサイズだから、ほぼ同じと考えていいだろう。またがった印象では一周りくらい上のサイズに思える。前モデルのアドレスよりは大きくなっているはずだ。少なくとも50ccと間違われることはないだろう。

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