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2011年1月22日 (土)

アドレスV125Sレビュー5

スタイリングと機能について。
アドレスV125Sになってもっとも特徴的に変わったと思えるのはリア・サイドの部分。大胆に外側に張り出すようなデザインになって、アドレスV125Sの車名ロゴが斜め上を向くほどになっている。この変更だけでボリューム感が増して、とかく言われる前モデルまでの原チャリチックなイメージから脱却した感がある。
ヘッドライトの位置はこれまで通りハンドル部分に付けられているが、ウィンカーの位置が下にずらされて、これによって前かごを付けた際の視認性が高まった。ヘッドライトの位置をどこにするか、というのはデザイン的にも機能的にも大きな要素。シグナスXやPCXはフロントカバーの部分に大型のヘッドライトが装着されている。スタイル的にはこちらのほうが断然見栄えするのだが、この位置にヘッドライトを置くと、必然前かごの装着は不可能になる。リード90で前かごの便利さは思い知らされているので、車種を選ぶ時にもこの点はある程度考慮した。特にPCXの場合、収納性に関しては前かごが付けられない上に、足下がフラットでないため、荷物の置き場所にはかなり苦労しそうだ。たしかにアイドリングストップ機能を備えた燃費は魅力的だが、価格面も含め、個人的にはデメリットのほうが大きかった。

機能的にはそのPCXのようにアイドリングストップ機能はついていないし、シートを開いたときに照明がつくような機能もない。グローブボックスも鍵なし。このあたりは割り切った形だろう。いっぽうで、サイドスタンドを標準装備し、エンジンにはキックスターターも付けている。特にキックスターターは時流的に省かれる方向だから、新型でも変わらずキックスターターを付けてくれた意味は大きい。
メーター周りでは時計を装備したことを特に評価したい。これまではいちいち腕時計で確認する必要があって、ちょっとしたことだが特に冬場などはなかなか面倒なのである。時計がついたことで走っている最中にも容易に時間を確認できるようになった。
全体的にはアナログスピードメーター+液晶という構成で、液晶部には時計の他、オド+トリップ2個、オイルの交換時期を知らせる機能もあるようで、交換後に任意の距離をセッティングすることで、セットした距離を走りきると表示が出るらしい。個人的には海外モデルに多いタコメーター+液晶の形をとってほしかった(シグナスXの台湾モデル等)が、まぁ、マストの機能ではないし、仕方がないかな。
そのほか、ステップボードは広くなったし、コンビニフックも大型化して使いやすくなった(カゴを付けているのでいまだこのフックは使ってないけど……)。

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