ZRX1200DAEG2011年モデル発表
ZRX1200DAEGの2011年モデルが発表された。
基本的にはカラー&グラフィック変更のみだが、そのイメージはガラリ一変の印象である。
色は2パターン。
キャンディアイビーグリーン
メタリックマグネシウムグレー
ダーク系の落ち着いた色で、いずれもゴールド系のラインが入っている。
思うに、こういうカラーを出してきたということは、ターゲットとする年齢層は低く見積もっても三十代以上、四十代あたりをメイン・ターゲットにしているのではないかという気がする。
それにしてもZRXのようなバイクをこういうカラーリングにしたのにはちょっと驚かされる。バリエーションとしてラインナップするケースはあるにしても、基本的には明るめの色を最低でも2パターンくらいメインに用意するのがこれまでの売り方。これはカワサキに限らず、ホンダもヤマハもスズキも同様だろう。これはバイクに乗る年齢層が上がっていることの証明ととってよさそうだ。もはや十代、二十代はバイクに興味を示さないということか。乗るにしてもスクーターで足代わりといったところなのだろう。
しかし、はっきりしているのはこういうカラーリングの流れが全体的な主流になってゆくと、バイクはますます若者の心から離れてゆく。かつてCB750がそれまでの地味な黒や紺といったカラーから赤/白、青/白のツートンカラーを復活させて人気を回復したことがあった。それくらい色の効果というのは重要である。
新しいDAEGが売れるかどうか、ちょっと注目である。
この他、ホイールにシルバーのピンストライプが入る。
まぁ、おっさん世代からの支持はある程度期待できそうな色ではあるな。
発売は2011.03.01。
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