東京モーターショー2011(2)電動バイク
今回の東京モーターショーは次世代燃料がテーマのひとつになっており、各社とも電動、水素といった次世代燃料車両の出品が目についた。
バイクに関していえば、国内4メーカーのうちカワサキだけは現行&来年モデルの一部車両の展示にとどまっていた印象だが、他の3社は次世代燃料車もきちんと出してきた。
ホンダはレース用のコンセプトモデルRCEを展示。
展示車両を見る限り、そのままサーキットでレースに参加できそうなほどの完成度。バッテリーは従来のタンクの位置と車体下部の2ヶ所に配置されている。当然ながらマフラーなどはない。
将来、電動バイクでレースが行われるようななったとき、問題になるのは音だろうと思う。当然ながら電動バイクはほとんど音を出さない。しかしモータースポーツにとってサウンドは重要な要素のひとつ。たとえ300キロのスピードバトルが展開していても、そこに音がなかったらサーキットの風景はきっと味気ないだろうと思う。
しかしこのRCEには走らせてみたいという魅力は間違いなくある。
ヤマハも電動車両を出品してたが、こちらはPASSを販売していることもあって、電動アシスト自転車も展示。白を基調にした3つのコンセプトモデルを展示していた。すでにEC-03などの電動バイクをラインナップするメーカーだけに、市販済み車両については跨がることもできるような展示方法をとっていた。
海外ではキムコが電動バイクを展示。
現在のところは日本国内での知名度アップのほうに力が入っているのか、電動バイクをことさらショーアップするような展示方法はとっていなかった。
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