東本昌平RIDE62はゼファー750特集。 空冷4気筒2本サスという古くさいパッケージは先に登場した400ccゼファーから約1年後の1990年8月に発売。 当時の僕はまだいまでいう大型免許を持っていなかったこともあり、このバイクに特別注目することはなかった。実際、登場当時はカラーリングも地味で、目立たなかった印象がある。 すでにレーサーレプリカブームは盛りを過ぎて、下り坂に向かっていたが、オーバー750が国内解禁されて、750神話そのものが崩壊した直後にあって、ゼファー750がさほど注目されなかったもごく自然。ゼファー400のヒットに比例しなかったのは、そのカラーリングの地味さと相まって、当時のホンダCB750と同系に並べられる不幸もあったかもしれない(ホンダCB750はCB750Fイメージのツートンカラーを復活させる前は実に地味な存在だった)。限定解除を持つライダーは750ccではなくリッターバイクにより強い興味をそそられていた時代である。
まぁ、ともかくいまそのゼファー750が人気らしい。 僕自身はいまだにゼファーにさほど興味がないのだけれど……。 |
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巻頭漫画は今回は乗り手の顔が描かれない珍しい話。ゼファー750同様、ちょっと地味かな……。
しかしキャロラウェイが終わってからこっち、内容的にちょっと物足りない。やはり東本氏によるオリジナルがリ・ブート版でもいいからもう1本ほしいところだ。
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