ホンタが「CBR400R」「CB400F」「400X」を発表した。
発売日は以下の通り。
CBR400R2013年4月23日(火)
CB400F 2013年5月23日(木)
400X 2013年6月 7日(金)
エンジンとフレームは新開発したものを共用し、カウルや付属品などで違いを演出するらしい。カウル付きとカウルレス程度の違いはずっと以前からあったが、近年は同一のエンジン&フレームを使いながら、まったく違う化粧をする流れが車でもバイクでもずいぶん増えた。
それにしてもCBR400RにしろCB400Fにしろ、もう30年くらい前のバイクが一番元気だった頃に花形だった車名。4気筒のDOHCが当然だった当時だが、今回発表されたエンジンは2気筒のDOHC。
もちろんコスト的にもパワー的にももはや400ccクラスに4気筒は必要ないというのは理解できる。振動だって昔の2気筒とは比べものにならないくらいなめらかになっている。
しかしそれでもCBR400Rという名前のイメージには4気筒がぴったりくるように思うのである。
一方のCB400Fにしても、そのデザインはどうにも現代的すぎるし、他社とデザインの方向性が似通っているように思える。もちろん細かく見ればホンダらしさは随所に見られるが、たとえば、テールランプやウィンカーのデザインをみればそれがどこのメーカーのバイクなのかわかるというような個性がどんどん少なくなっているように思える。
400XなんてBMWみたいに見える。
価格は65万-75万くらいまで。最近の低コスト傾向からすると、結構高い印象がある。
さんざんクサしてしまったが、もちろん売れてほしいと思っている。
特に若い世代に。
40-50代のおじさん世代からすると、名前以外に惹かれる部分はちょっと少ないのだが、オンロードの400ccクラスが活気づけば、バイク業界全体にとってもちょっと光が見えてくる。
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