2009.07.07

函館スプリントSで馬連馬単配当逆転

改修の影響で舞台を札幌に移して行われた今年の函館スプリントSは1番人気グランプリエンゼルが混戦を制して優勝した。鞍上の熊沢重文は阪神JF以来久々の平地の重賞勝ちになるだろうか。

このレース、2着に8番人気のタニノマティーニが入って馬連は3700円だったが、馬単はこれより590円も安い3110円だった。ざっと見たところ、他の組み合わせでもこうした逆転現象は起こっていないようだ。
仮に1番人気がディープインパクト級の馬であっても、通常、馬連と馬単でこうした逆転現象が生まれることはない。
明らかに異常投票が行われた結果だろうと思う。
オーナー筋の買いか、あるいはどこかの予想会社が指名したのか、情報ソースは不明であるが、時折見かける現象ではある。むろん、常に成功しているわけではなく、今回はたまたまうまくいって目立ったということだ。

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2009.07.06

外枠天国

先週末の福島は開催3週目だったが、開幕週の雨の影響もあって、芝コースの悪化が急速に進行した。
昨年秋から導入された五島列島産の芝エクイターフ(現在JRAで使用する芝の中でもっとも強靱とされる)であるが、今年の春福後に張り替えた芝は通常の芝。結局、開幕週の雨の影響が響い他のに加え、先週中に降った雨が土曜日の開催まで残り、今週からBコースに変わったにも関わらず、馬場の悪化がさらに進んでしまった。
その結果がレースにもろに出た。
とりわけ、コーナー2回の短距離戦では内枠に入ったが最後、外に持ち出すタイミングもなく、終日外枠オンリーの決着に終始した。
その顕著な例が、福島6日目1Rと4Rだろう。
1Rは1番人気コロラトゥーラが2番枠で殿負け。4Rは1番人気マッドマックスが1番枠12着と惨敗した。しかも1Rは7.8枠3頭の決着。4Rも8枠が2頭。最終レースも8枠2頭がともに馬券になった。ここまで極端な結果も珍しいくらいだが、おかげでこの週末、馬券の方はプラスで終えることができた。
この傾向は間違いなく2回福島最終週も続くはず。
おそらく人気のほうも外枠寄りに集中することが予想されるが、専門紙のダンゴは枠順確定前に出ている。その影響で、人気の偏りも少しは分散されるはず。とりわけ短距離線で人気馬が内枠に入ったら大きく勝負に出るチャンスだと思う。

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2009.06.29

宝塚記念2009.06.28結果

今年の宝塚記念も1番人気の馬は勝てなかった。これで3年連続。
単勝1倍台の支持を受けながら3着に敗れたディープスカイは、結果として弱い4歳世代を象徴するようなふがいない負け方だった。
安田記念から体が絞れて万全に思えたが、いかに決め打ち得意の池添が完璧に乗ったとはいえ、ドリームジャーニーに後ろから差される完敗。敗因を考えるに、やはりローテーションに問題があったとしか思えない。今年のディープスカイは2000-1600-2200という距離ステップを踏んだ。このうち大阪杯と安田記念は完全には仕上げないままでの出走。3200は長いとばかりに天皇賞を回避したことが、結果として敗因につながったと思う。今回の敗戦で凱旋門賞を回避することが決まったようだが、そもそも凱旋門賞の舞台は芝の深いロンシャンで、スタミナは不可欠の要素。天皇賞を回避して凱旋門賞を目指すというプラン自体、どこか中途半端な印象を受ける。結果論になるが、安田記念を捨てて金鯱賞からのローテーションを選んでいれば、結果は違っていたのではないかという気がする。いずれにしても、凱旋門賞の回避で秋は天皇賞からの王道路線だろう。国内GⅠの盛り上がりに一役買う役者であることは確かだ。今回の敗戦でオウケンブルースリとの世代最強争いという興味も出てきたように思う。

ドリームジャーニーは58キロでも斤量泣きしなくなったことで古馬GⅠでも安定感が出てきた。この馬も秋は王道路線だろうが、小回りコースが向くタイプだけに、東京競馬場でどこまでやれるか興味深いところ。秋のスタートを毎日王冠に定めてくれば、ある程度自信を持っての出走と見てよさそうだが、なぜかこのレースを勝った馬は(4歳を別にすれば)ここを頂点に下り坂に向かう馬が多い印象がある。切って妙味のある馬になるかもしれない。
2着サクラメガワンダーはうまく乗ったと思うが、ドリームジャーニーの切れに屈した形。こちらは輸送があまりよくないタイプ。すでに6歳でもあり、ここはGⅠ勝ちの最大にして最後のチャンスだったかもしれない。惜しい星を逃したことになるが、1・3/4差は完敗の部類だろう。

馬券は三連複と三連単を買ったが、三連複のみの的中で取りガミ。三連複が720円で三連単が万馬券。◎○▲のBOXだけでも買っておけばと悔やまれる。今年はここまでそんなのばっかり……。

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2009.06.26

宝塚記念2009.06.28予想

今年の宝塚記念は14頭立てとやや寂しい頭数に落ち着いた。ある意味、例年通り。キングジョージのように3歳一線級が初めて古馬の頂点と力比べをする一戦にしたいとの思惑から、わざわざ夏の中京と阪神の開催を入れ替えて出走を促す日程を組んだわけだが、ダービー馬のネオユニヴァースもウォッカも古馬の牙城を崩せず、無理使いがたたって秋以降不調に陥る結果に終わっている。この日程もそろそろ見直してよろしいのではないかと思うのだけれどどうだろう? でなければ3歳馬の斤量をもっと軽くするしかない(斤量面で乗れない人気騎手も出てきそうだ)。

ともかく今年は3歳馬の出走がない。4~8歳と年齢層は多彩だが、過去の例から言って4歳馬中心は動かしようがない。一方、8歳馬は用なし。これも動かしようがない。カンパニーはそこそこ人気になるかもしれないが、2200は距離がもたないだろう。
7歳馬は過去10年で3頭が馬券になっている。こうちタップダンスシチーはここでも1番人気に支持された遅咲きで、今年は該当馬がいない。問題は06年の2.3着馬。ともに前走GⅠ惨敗の人気薄での巻き返し。ただ、前々走を見るとともにGⅡ勝ち。休み明け2戦目のインティライミ、2戦連続惜敗のアドマイヤフジ(しかもこちらは冬に調子を上げるタイプ)は厳しいと見る。
馬券は4~6歳の三世代からチョイスしたい。

◎ディープスカイ
昨年の神戸新聞杯以来、勝利から遠ざかっているのはやや気になるが、馬券圏外に崩れるシーンはちょっと考えられない。単勝1倍台だろうが、ここは信頼してよさそう。過去10年、4歳で1番人気に支持された馬は5戦3勝2着1回。唯一4着以下に崩れたのは前年有馬記念以来の出走だったシンボリクリスエスのみ。
安田記念はやや太めだったので、絞れてくれば盤石。
ちなみに残りの4歳2頭は無印。この4歳世代の全体レベルは決して強くない。菊4着のスマートギアは武豊騎乗もあってそこそこ人気になりそうだが、オウケンの独壇場だった菊の4着は威張れない。春天3番人気モンテクリスエスも底割れ感が強い。

○サクラメガワンダー
宝塚記念のステップとしては最良と思える金鯱賞1着からの臨戦。もしGⅠからの臨戦ならどんな成績でも足りないと思うけれど、ここは狙いすましての1戦。6歳馬に関しては、前走GⅠよりGⅡステップの方が成績を残している。

▲ドリームジャーニー
昨年の例を持ち出すまでもなく、前々走で大阪杯を使っていた馬の成績は優秀。この馬にとっては距離短縮もいい。ただし前走天皇賞組は2.3着が多く、過去10年で優勝した4頭のうち3頭はクラシック馬。2.3着の可能性が高そう。

△スクリーンヒーロー
△アルナスライン

いずれも前走天皇賞の5歳馬。この2頭は3着候補。

目は絞って買えそうだ。
馬連  ◎-○▲2点
三連複◎-○▲-▲△5点
三連単◎→○▲→○▲△6点
余裕があればサクラ頭の馬券も押さえたいところだが、ヤネが福永で古馬混合GⅠを勝てるか?というと、やはり疑問だ。

昨日は久しぶりに大井のナイターに行って万券が的中した。
調子は徐々に上向きか……な。

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2009.06.22

ウオッカ宝塚記念回避で

宝塚記念でファン投票1位選出されていたウオッカが回避を決めた。
基本的にはオーナーの意向ということになるが、これで今年もウォッカの出走する競馬場は(国内で)東京競馬場だけということになりそうだ。
秋は昨年同様、天皇賞(秋)-ジャパンカップを目標にするというから、ステップレースもおそらく毎日王冠だろう。
年内引退についてはヴィクトリアマイルと安田記念の勝利で続行か?の報道もされたが、いずれにもしても現在のレース体系でウオッカが西で走るとすれば、宝塚記念がもっとも可能性の高いレースだったはず。天皇賞(秋)で負けたときに、中1週でエリザベス女王杯、もしくは中2週でマイルチャンピオンシップに路線変更する可能性がないとはいえないが、それはそれで王道路線で勝ち負けできる自信がないことを認めることになる。東京競馬場以外で同じパフォーマンスを発揮できるかどうかの不安もつきまとうだろう。GⅠといえども、天皇賞(秋)-ジャパンカップ路線とそれ以外のGⅠとではやはり格の違いは拒めない。万一、格下相手に不覚をとれば、即引退という話も出てきそうだ。
まぁ、個人的にはもし宝塚記念に出てきても東京マイルで見せたパフォーマンスを発揮することはないだろうと思っていたし、正直、負けると思っていただけに、ウオッカにとって回避はよかったのだろうと思っている。
しかし昨日になって回避表明とは、新聞はともかく、(おそらくウオッカ中心に誌面を組んでいたであろう)ブックとGallopの週刊誌2誌は大変だろうなぁ……。

どうでもいい話だが、昨日の福島12Rでレーシングレデイーという馬が出ていた。
ちなみにわたしの◎だった。鞍上池崎はこの日馬場入場の際に2度も馬から落っこちて放馬させている。斤量素っ裸同然の49キロで最後に汚名返上するかと思ったが、やっぱりヘタクソはヘタクソのままだった……。
それは置くとして、この馬の名前はレーシングレディーではなくレーシングレデイーなのである。英語表記ではレディーでいいのだが、場内実況ではレーシングレデイーと呼ばれていた。逃げていたものだから何度も何度も呼ばれていた。レデイーという呼ばれ方が妙に頭にこびりついて印象深かった。
で、ウオッカ。これもウォッカではなくウオッカである。実況では紛れてしまうけれど、ゆっくり呼べばウオッカと聞き取れるはず。なのだけれど、それを意識している人っていったいどれくらいいるのだろう? 我々ファンもたいていの人はおそらくウォッカと呼んでいるはずだ。そしてもちろん表記を優先するのか、意味を優先するのかという部分は個人の取り方ひとつなのだろうという気はする(レデイーでは知らない人には意味がわからんもんね。個人的には好きだけど)。

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2009.06.15

夏のローカル競馬へ

今週末からいよいよ3ヶ月にわたる夏のローカル競馬が始まる。
なかでも、今年は函館が改修工事のため、開幕から札幌で3ヶ月のロングラン開催となる。
札幌で3ヶ月となると、芝の状態と変化が馬券作戦に重要なウェイトを占めることになろう。
通常、札幌の芝コースはA.B(内から3メートル)の2コースであるが、今年はAとBの間に内から1.5メートルの位置に柵をおく新コースが設定される。これが新Bコースとなり、従来のBコースはCコースとして使用されることになる。
開催24日間の内訳は12日-6日-6日の順に内から順次コースを移動してゆく。
近年の芝コースは使い込んでもなかなか悪くならず、2開催くらいはへいきで内が止まらなかったりするが、さすがに札幌で3開催となれば、後半は外伸びの馬場になるだろう。開催後半で儲けるために、開催前半で各馬がどのような位置を通ったかには十分注意を払っておきたい。

できれば今年も一度くらいは北海道に遠征したいけれど(昨年は改修前最後の函館へ行ってきた。昨年のブログ参照)、今年は仕事のスケジュール的にも経済的にもちょっと厳しそうだなぁ……。福島と新潟だけで我慢することになりそうだ。

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2009.06.10

内田博幸絶好調続く

昨年、中央のジョッキーとして転籍して以来、(2ヶ月のハンデがありながら)一年目から関東リーディングを獲得した内田博幸が、ここにきて絶好調である。
年明けから春先くらいまでは、勝利数は多いものの、連対率が低く、常に人気を背負った馬に乗っているだけに、うまみの低いジョッキーという印象が強かったのであるが、ここへ来て能力全開の勢いで一気に全国リーディングを奪ってしまった。連対率もここへきて急上昇している。
先週は19鞍に乗って7勝。連対率0.368はアンカツ、武豊級の高率に相当する。
年初からのトータルでは常に人気馬に乗るリーディング・ジョッキーとしては決して高くないと思うが、これから夏のローカルへ行ってさらに勝ち鞍を重ねるようなら、年間リーディングも見えてくる。いや、実は先週の7勝で2位の横山典弘に9勝差。3位の武豊に11勝差をつけており、このまま怪我なく乗り続けることができれば、現時点でほぼ確実なのでは亡いかという気もするけれど……。言うまでもなく、最大の敵は武豊だろう。早ければ今週末にもリーディング2位まで上がってきそうだ。

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2009.06.07

安田記念2009.06.07結果

P1000710 今日の安田記念は1番人気ウォッカが人気に応えて連覇を達成した。安田記念の連覇はヤマニンゼファー以来、そして1番人気の優勝もタイキシャトル以来となる。

それにしても武豊は下手に乗ったと思う。前がずらりと壁。場内実況でも言っていたが、追い出すタイミングが完全に遅れた。パトロールは見ていないが、はじき飛ばすようにしてこじ開けたようにも見える。抜けてからの脚はさすがだったが、もし、ディープスカイが完調なら勝てなかったと思う。ウォッカとの脚があまりに違いすぎてそう見えたのかもしれないが、最後は止まっているように映った。当然14キロ増の影響はあったと思う。しかし、結果はともかく、四位は実にうまく乗ったと思う。道中はウォッカをマークして、直線は内に入れた。レース前には外を突くだろうと思っていたのだが、あの場所から外へ出すのは不可能だっただろう。本来なら、ウォッカが行きたかったであろう1頭分のコースをまっすぐ突き抜けた。さすがはダービー2勝ジョッキーだと思った。
3着ファリダットは10番人気。安田記念の9番人気と10番人気は実によく馬券に絡む。今年を含む過去10年で、9番人気と10番人気はともに3年ずつ馬券に絡んでいる。2つの人気で3着内率6割である。これは1~3番人気が3着以内に入った年回数と同じである(ただしこちらは今年のように2頭が3着以内になった年が2回ある)。今年のファリダットで9番人気or10番人気の3着内は5年連続。さすがに来年は厳しいかもしれないが、それでも配当を考えれば押さえておいて損はないと思う。実は今年は抜けだった。1.2番人気が内枠で、ファリダットも内枠だったことから、内枠だけで3着までを独占することはないと思い、切ってしまったのだ。まったく馬券下手もここまでくると救いようがないな……。

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2009.06.06

安田疑念2009.06.07予想

P1000694 土曜日の東京は終日重馬場で推移したが、午後には時折陽が差すくらいまで天候が回復。明日は晴れ予報になっているため、予報通りならほぼ確実に良馬場まで回復するだろう(たとえしてなくてもJRAは良馬場発表までもってゆくはず)。
その土曜日は外差しの決まる馬場だったように思う。
イメージ的に一番しっくりくるのはやはりディープスカイだろう。スーパーホーネットもよさそう。ウォッカは内枠に入ったことから、おそらく今回も先行策をとると思う。

枠順的には過去10年、3着までを1桁馬番の3頭で独占したことはない。必ず10番以降の馬番が絡んでくるし、むしろ、傾向としては外枠よりの馬の方が好走確率が高い。
過去10年、3着以内に入った10番以降の馬は18頭と半数以上を占めるが、このうち4番人気以内だった馬はたったの3頭。しかもそのうちの2頭は14頭立ての年に出ている。
一方、1桁馬番の12頭のうち実に10頭が4番人気以内。
傾向をふまえれば、1桁馬番の人気薄は軽視、2桁馬番の人気薄を積極的に狙ってゆくのがよさそう。
年齢的には6歳馬がもっとも活躍しているレースだが、今年は4頭の出走ですべて10番枠以降の外枠に入った。このうちタマモサポートとリザーブカードはあまりに人気がなさ過ぎるので除外(過去10年、11番人気以降の馬が馬券になったのは1頭しかいない)。
3番人気スーパーホーネットと9番人気サイトウィナーにはとりあえず資格がある。2001年以降は必ず6歳馬が絡んでいることから、今年もどちらか片方は3着以内になる確率は案外高そう。
逆に4歳馬は基本的に人気馬のみ。人気薄は外枠に入った場合のみ、わずかに好走確率が高まる。今年のスマイルジャック、ホッカイカンティは厳しいと思う。

◎ディープスカイ
初志貫徹。4歳馬だが、人気の1桁馬番なら問題なし。前走から1キロ減もある。位置取りはおそらくウォッカをマークするポジションだろう。距離適正は譲るとしても、上り坂の4歳牡馬に期待する。

○ウォッカ
外枠に入ったら危険は高まると見ていたが、この馬はここのところ枠順にはとても恵まれている。この枠なら好位からの競馬は間違いない。ディープスカイは外を回って差してくるはずで、土曜日の馬場を考えれば、ディープスカイに負けるシーンは十分に考えられると思う。ウォッカにとってはこのレースで1番人気が負け続けていることもいやなジンクスだろう。そもそも安田記念を連覇した馬自体、1986年以降ヤマニンゼファー1頭しかいない。
昨年書いた記事を読んでみると、昨年の土曜日は時計がかかり気味で後方一気が難しい馬場とある。今年とは馬場状態が明らかに異なっており、人気を考えればヒモ相当が妥当な線。もちろん、勝ってしまうかもしれない。その時はこちらの負け。ウォッカ1着付けの馬券は一切買わないつもり。

▲スーパーホーネット
6歳馬の人気馬で、内枠に入れば◎でもいいかと思っていたが、やはりこの馬は運がない(あるいはヤネに運がないのか……)。過去10年、外枠に入って優勝した馬はすべて4番人気以降(しかも4番人気エアジハードの年は14頭立ての年。それをのぞくと6番人気以降になる)。優勝はかなり厳しいと思う。

△以降はすべて10番枠より外から抜擢。
△サイトウィナー
6歳馬で9番人気。データ的にぴったりはまるのがこの馬。前走が道悪で時計が遅く、能力的にどうかの疑問はあるが、勝ち鞍7勝は通用するレベルにある。期待したい。

△トウショウカレッジ
△ローレルゲレイロ

ともに足りないと思うが、一応、前走の内容を評価。ほんの少しだけ押さえる。

しかしここのところ馬券は絶不調。
自信はまったくない……。

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2009.06.03

安田記念2009.06.07展望

五週にわたって続いた東京競馬場でのGⅠシリーズも今週末で最後。
安田記念で注目されているのは、昨年秋以来3回目となるウォッカとセイウンワンダーの再戦。人気面でも3番手以下を離した2強対決の様相になるだろうだけに、この取捨が安田記念的中の最大ポイントになる。

ウォッカ
おそらく1番人気はこちらだろう。
前走ヴィクトリアマイルが7馬身差の圧勝。ダイワスカーレットがターフを去り、牝馬のなかでは敵なしの認識を改めて示す一戦だった。
しかし個人的に今回の安田記念で◎にすることはないと思っている。
前走は明らかに相手が弱すぎた。そうでなければ、重賞で7馬身差というのはちょっと考えられない着差。5歳になってさらに強くなった? すでに年内で引退も決まっているし、僕自身はピークは昨年の秋だったと思っている。連勝という見地からみても、ウォッカは2歳の阪神JF-エルフィンS-チューリップ賞の3連勝以外、連勝の経験がない。勝利を重ねた2つのレースはともにGⅠではなく、エルフィンSは相手が弱かったし、チューリップ賞はスカーレットのアンカツがレースを捨てて桜花賞の予行演習をした印象が強いレース。一方、今回戦うメンバーは間違いなくここをピークに持ってくる馬ばかり。宝塚記念があるとはいえ、グランプリにピークをもってゆこうという馬が安田記念をたたき台に使うケースはほとんどない。かたや、ウォッカのピークは前走だろう。ドバイでの2戦が惨敗で、帰国初戦のヴィクトリアマイルは絶対に落とせない1戦だった。安田記念は現状維持がいっぱいだと思う。
勝つ可能性は1番人気の支持に見合うほど高くはないと思う。

ディープスカイ
◎にしようと思っている。
とはいえ、ディープスカイにも不安要素がないわけではない。
まず大阪杯からの臨戦過程。この例では04年に優勝したツルマルボーイの例がある。この年は3着バランスオブゲームも前走大阪杯。ただ、この年は1番人気がローエングリンというメンバー的にはかなり低調な構成。今年のメンバーはそれよりはそろっていると思うので、大阪杯臨戦のディープスカイがやれるかどうかは昆師の腕にかかっている。
次に、これはよく言われることだが、NHKマイルカップ優勝馬の安田記念との関連。過去の優勝馬で好走したのは5歳時のテレグノシス2着の1回だけ。しかしダービー馬に関して言えば、昨年のウォッカが4歳時に優勝しているわけで、減点材料にはならないだろう。そもそも過去のダービー馬は基本的に天皇賞・春→宝塚記念の王道を進むことが多かったので、データ自体が少ない。ただ、ダービーを勝つスタミナがあれば、安田記念を勝つ資質は持ち合わせていると考えられる。
この10年、1番人気は0勝2着1回という惨憺たる成績だけに、ウォッカに1番人気を譲るであろうこともプラスと考えたい。
そして個人的にディープスカイに期待する理由がもう一つ。この安田記念を1番人気で連対、もしくは2番人気以内で勝った4歳馬はその年の天皇賞(秋)で優勝する可能性がきわめて高くなることだ。言うまでもなく、昨年のウォッカがそうだったし、95年にハートレイクに負けて1番人気2着だったサクラチトセオーもそうだった。古いところではニッポー低オーもこの例に当てはまる(ちなみに、この年の安田優勝馬は3番人気で同じ4歳フレッシュボイスだが、天皇賞では惨敗を喫している)。これが2番人気2着になるとダンツフレームのような例も出てくるが、もしディープスカイが安田記念を勝てば、同時に天皇賞(秋)での好走もほぼ約束されたと思っていい。期待したい。

3番手以降に目を移すと、前走で悲願のGⅠ制覇を果たしたローレルゲレイロ、それにいまだいま一歩のところでGⅠに手の届かないスーパーホーネットだろう。特に後者は鞍上藤岡佑介が弟にGⅠ初優勝で先を越されているだけに、ここは期するところがあるだろう。ただ、前走マイラーズカップからの臨戦過程はそれほどよくない。過去10年では一昨年のコンゴウリキシオー2着はあるが、あとは3着4頭と3着止まりという馬が多いのが特徴。初優勝への道のりは険しい。ただし、1800mの毎日王冠優勝の経験もあり、2着3着なら十分にねらえると思う。
高松宮記念からの臨戦過程はさらに厳しく、過去10年では優勝1回3着1回。ただし優勝したアドマイヤコジーンはすでに高松宮以前に朝日杯を勝っているGⅠ馬だったし、3着シーキングザパールもNHKマイルカップの他、フランスでモーリス・ド・ゲスト賞を勝っているGⅠ2勝馬。高松宮記念がGⅠ初優勝で、しかも距離適正で1400がベストと思われるローレルゲレイロにとってタフなレースになる東京マイルの安田記念はかなり厳しいと見ている。
気になっているのはカンパニー。鞍上はダービージョッキーの仲間入りを果たした横山典弘。8歳馬で前走マイラーズカップというスーパーホーネットと同じ臨戦過程。優勝は無理だろうが、スーパーホーネット同様、馬券圏内にはマークしたい1頭。
外国馬ではサイトウィナーの取捨がポイント。前走、チャンピオンズマイルを制してここに挑んでくる香港馬は、安田記念好走の王道といえる。ただ、過去10年チャンピオンズマイル臨戦で3着以内に入った馬はチャンピオンズマイルで最低でも1.34.1の時計をマークしていた。今年のサイトウィナーは1.34.9。道悪だったようなので即断はできないが、速い時計への適正は未知数。もっとも、先週のような道悪になれば、当然、サイトウィナーの評価は上げる必要が出てきそうだ。

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2009.06.02

目黒記念2009.05.31結果

今年の目黒記念は不良馬場の下で例年以上に持久力が問われるレースになったと思う。予想したとおり、サンデーサイレンスやアグネスタキオンのように瞬発力で勝負する馬は4着レインボーペガサス以外どこにもいなかった。
◎ジャガーメイルはともかく、○エリモエクスパイアは血統はもとより、鞍上四位に期待するところの大きい印だったのだが、どうやらこの日は目黒記念に全力投球ではなく、平場戦に全力投球だったようだ。3鞍中6R7Rを連勝してここは10着。三連覇のかかるダービーに乗り馬がいなくても平場で2勝して満足していたようだ。
△ミヤビランベリはあそこまで快走するとは思わなかったが、まぁ予想通り。8番人気で馬連2710円は安い気がするが、それだけジャガーメイルがかぶっていたということ。
しかし馬券は馬連なんて買ってない。3連複と3連単で17番人気ハギノジョイフルを塗り損ねた。タニノギムレット産駒を考えれば、マークしていておかしくないのにマークしてない。流れが悪いときというのはこんなものか……。冴えているときなら3連複94470円はもとより、3連単637440だって不可能な馬券ではなかっただけに悔やまれる。

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2009.06.01

日本ダービー2009.05.31結果

P1000646 今年のダービーは公式発表で雨の不良馬場の下で行われた。
実際にはレース前にはいったん雨がやみ、場内にも傘をさしている人の姿は見られなかったが、印象としては雨の不良馬場を印象づける空模様の中でのレースとなった。
公式発表はこういう天候の際には往々にして実際よりもよい方に発表される印象が強い。事実、雨の良馬場や晴れの重馬場といったケースは近年でも度々みられるが、雨の不良馬場といったケースは昭和40年キーストンが勝った第32回が小雨の不良馬場、雨・不良は第26回コマツヒカリの勝った昭和34年まで遡らねば例がない。
結果として今年は前に行った馬しか好走できない末脚不発の馬場になってしまった。
公式発表では12:48に天候が雨に変わって、稍重→重→不良と悪化をたどるまでに94分を要しているのだが、印象としてはごく短時間、30分ほどで一気に馬場の悪化は進んだ印象がある。実際、雨の降り出しから稍重→重までは1時間近くかかっているが、重→不良への変更は30分かかっていない。昨日の天候では一度悪化の変更をすれば、まず良化への変更は無理。極力発表を回避したかったJRAの思惑が見え隠れする。

その不良馬場の下、レースはジョーカプチーノが1000m59.9で逃げるかなりのハイペース(ラップを見ると1200mまでは良馬場と遜色ないラップを刻んでいる)。離れた2番手でリーチザクラウン、ロジユニヴァースがその後ろを追走という位置取り。流れは先頭だけがべらぼうに速くて、リーチ以下はやや速い程度という印象。3角あたりからレースが動いて直線入り口では早々にリーチザクラウンが先頭。ロジはその内をすくう形で抜けてきた。武豊は過去にGⅠの大舞台で内を空けるような乗り方は許せないという発言をしている。実際、普段のレースでもまず武豊は内を空けない。しかし今回は先頭をゆくジョーカプチーノを交わした際にわずかに内が空き、絶妙のタイミングでロジがその進路を突いてきた。武豊のテクニックを持ってしても、閉められなかったようだ(逆にあそこで閉めていれば審議の対象になっていただろう)。あの不良馬場にしてはロジの抜ける脚も速かった。
例年、ダービーは上がりの勝負になるのだが、今回、ロジユニヴァースの上がりは39.2秒でナカヤマフェスタとシェーンヴァルトの39.0秒に0.2差。この2頭は後ろから追い上げての時計だから、3番手で39.2の脚を使ったロジはやはり強かったというしかない。事実、2着リーチはロジより1.0秒も上がりがかかっている。これでは勝てない。

しかし今年のダービーはスタミナを問われるタフなレースになった。良馬場でやれば当然結果は違っただろうが、果たしてロジやリーチがホントに強いのかどうか、今回の一戦だけではちょっと判断できない。
アンライバルドは前半ちょっとかかっているようにも見えた。直線では外に出したが、もはや前とは決定的な差。先週の馬場ならまだ間に合う希望を捨てなかっただろうが、あの不良馬場では完全にアウトだ。
レース前、道悪はプラスと言っていたアプレザンレーヴも伸びきれずの5着。前残りの馬場で後ろから来たナカヤマフェスタに差しきられているのだからいいわけができない。皐月賞組と未対戦の魅力に期待したわけだが、結果的にはアプレザンレーヴをのぞく7着までが皐月賞を走っていた組。ダービーの王道はやはり皐月賞組という印象が強く残る今年のダービーだった。

馬券の方はあまりに馬場が悪化してしまったために、あらかじめ考えていた馬券以外買わず、大ハズレ。ロジは馬体を戻してよく見えたが、不確定要素が大きくなったこの日の馬場ではちょっと買い目に入れることはできなかった。人気の方も3番人気に落ちると思いきや、むしろ当日はオッズが下がるくらいで、逆にアプレザンレーヴのほうはセイウンワンダーに抜かれて4番人気に落ちる始末。リーチザクラウンはノーマークだったから仮にロジを買っていてもハズしていただろう。アンライバルドの岩田はセイウンのひとつ前で入線。捨てた馬には負けずに済んだ。

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2009.05.31

目黒記念2009.05.31予想

今日の最終レースには目黒記念がくまれている。ここ数年、ダービーの最終日に行われている目黒記念であるが、個人的にはどうもあまり好きではない。お腹いっぱいになったあとのデザートにしては、やや重すぎる。胃もたれするようなレースである。

◎ジャガーメイル
石橋脩にヤネが戻る。
決してうまいジョッキーとは思わないが、このジャガーメイルだけはうまく乗る。
事実、このジョッキーが乗って連対を外したのは1度きり。
重賞でも主戦として乗せてもらうためには、ここは是非とも勝ちたいところだろう。勝てば重賞初勝利になる。

○エリモエクスパイア
四位はてっきり中京で乗るのかと思いきや、たった3鞍のために東京を選んだようだ。ダービー連覇を果たしたジョッキーでありながら、三連覇のかかる舞台に乗り馬がない。ここは最終レースの重賞に全力投球のはず。長期休み明けを叩いての2戦目。まったく印がないが、腐っても2年前の天皇賞・春2着馬。大駆けがあって不思議ないと思う。

▲トウカイトリック
もしダービーで行方不明になっていれば、ここで存在感を示すはず。武豊とはそういうジョッキー。長距離血統のエルコンドルパサー産駒はこのレースに合いそう。

△ミヤビランベリ
これも人気薄だが、血統的には合いそうなオペラハウス産駒。

△ダンスアジョイ
△ホクトスルタン

ともかく、長距離血統を中心に人気薄をねらっていきたい。
むろん、サンデーサイレンス産駒やアグネスタキオン産駒なんて全部蹴飛ばすつもりでいる。

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日本ダービー2009.05.31予想

P1000608 まず、ダービー馬の可能性から探っていきたい。
過去10年、最低でも3番人気。それ以下の人気でダービーを勝った馬はいない。フルゲートが18頭になってからは、たいてい力のある馬がその力通りのレースをしてみせる頂上決戦の舞台になった。
アンライバルド
ロジユニヴァース
アプレザンレーヴ
これ以外の馬が勝つ可能性はきわめて低い。
このうち、ウプレザンレーヴは分の悪い前走青葉賞組。ロジユニヴァースは前走原因不明の大敗。中間もさほど気配のよくなった雰囲気が伝わってこない。

◎アンライバルド
友道厩舎は土曜日の金鯱賞でサクラメガワンダーが勝ち、ここでも勝つと土日重賞制覇なる。友道厩舎にそれができるんだろうか? 若干の不安もある。しかし優勝に一番近い場所にいるのはやはりこの馬なのだろう。デビュー以来、(2戦目で当日乗り変わりはあったものの)ヤネを岩田に預け、岩田もGⅠ馬を捨てて選んだ馬。少なくともセイウンワンダーに負ける可能性はきわめて低い。

○アプレザンレーヴ
青葉賞勝ち馬。青葉賞臨戦馬は過去ダービーで勝ったことがない。この馬の父シンボリクリスエスも2着までだった。しかし、父が2着するまでは、青葉賞はダービーでまったく活躍馬の出なかったレースでもある。もし◎を負かす可能性があるとすれば、この馬だと思う。ちなみに、この馬の鞍上内田博幸もセイウンワンダーを捨てて、この馬を選んでいる。曲がりなりにも全国リーディングの上位騎手2人に捨てられたセイウンワンダーは、ダービーでは用なしの可能性が高いと思う。上位騎手はまずこの種のミスを犯さない。

▲アイアンルック
意外なほど人気がない。たしかに血統的に2400がどうか、という部分はある。前走のNHKマイルカップももし不利がなかったとしても、届かなかっただろう。しかし、前々走では○を負かしているし、今日の東京芝は外を回っても届いていた。勝つまでは無理としても、馬券圏内に突っ込んでくる可能性は決して低くないと思う。

△トライアンフマーチ
ヤネに不安があることはたしかだが、臨戦過程がシックスセンスによく似ている。武幸四郎も人気の馬に乗るとプレッシャーに押しつぶされるが、このくらいの人気の馬では時々アナをあける。3着くらいにはマークが必要な1頭。

△セイウンワンダー
先にも書いたとおり、この馬が馬券に絡むとしたら3着だろう。自ずと1.2着は◎○ということになる。

展望でも書いたが、このレースは1~3枠に馬券になる馬が1頭はほぼ含まれていると思っていい。
しかし今年は臨戦過程の中心になる皐月賞組がロジユニヴァース1頭しかいない。NHKマイルカップ組のフィフスペトルはどうか? 過去10年、NHKマイルカップ臨戦馬はNHKマイルカップで3番人気以内の評価を受けていた。この馬は4番人気で、3歳以降勝ち鞍ゼロで成長度に疑問が残る。ロジユニヴァースは来てもおかしくないが、馬体重を戻してどこまでやれるか、といったところ。当日の気配次第で買い目に加えようと思っている。
いずれにしても、◎○の相手探しの1戦と見ている。前日の段階で1.3番人気だが、おそらく当日には1.2番人気になるだろう。過去10年で、1.2番人気がともに馬券になった年は2回ある。

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2009.05.30

すんごい2着馬再び2着

今日2009.05.30の中京3Rでサクラキングオーという馬が2着になった。
実はこの馬、前走2009.05.16京都3Rでも2着になっているのだが、この時に場内実況を担当していたラジオNIKKEI・檜川アナが、直線追い込んできたこの馬を「すんごい脚で追い込んできた」と表現した馬なのである。しかも「すんごい」とまで言われながら、2着に終わっている。
この「すんごい」というインパクトのある表現が初めて使われたのは、おそらく今日の中京9Rに出ていたヤマニンウイスカーが未勝利戦を勝った際だったと思う。この時は本当にすんごい脚で後方から差しきったのであるが、サクラキングオーはその表現が使われた2頭目の馬にあたる。それが前走、届かずの2着。それ以来の出走だったこともあって、今日はレースを注目してみていた。巡り合わせなのか、実況はまたしても檜川アナ。そしてこちらが期待したとおり、「すんごい脚」を実況でも披露してくれたのであるが、またしても2着。アナ・馬共に雪辱を果たすことはできなかった。
ということで、次走のサクラキングオーの出走がとても楽しみである。もちろん、実況は檜川アナでお願いしたいものだ。

なお、元祖「すんごい脚」ヤマニンウイスカーは、前走同様今回も先行策。2着には好走したものの、やはりあの「すんごい脚」を見せてもらいたい。opではやや厳しそうだが、夏以降は古馬との対戦で1000万下に出てくるはず。期待したい。

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2009.05.29

日本ダービー2009.05.31枠順確定(展望)

P1000604 日本ダービーの枠順が確定し、1番人気確実のアンライバルドは大外18番枠に決まった。

個人的に本当に強い馬なら不利を受けづらい大外枠はむしろ有利と思っているので、アンライバルドにとってこの18番枠はむしろよかったのではないかと思っている。少なくともこれでスタート直後に前をカットされるような不利を受ける可能性はきわめて低くなった。
現実問題、ダービーは1番人気が実に強いレースで、フルゲートが18頭になって以来、1番人気が4着以下に敗れたのは2007年フサイチホウオー以外1頭もいない。それ以前となると1989年ロングシンホニー5着まで遡らなければならない。フルゲート18頭下では3着すらメジロブライト1頭、2着も3頭しかおらず、残りの12頭はすべて勝っている。この中で大外に入ったのはジャングルポケット1頭。8枠では17番枠のナリタブライアンもいて、ともに1番人気で強い勝ち方をしている。20頭立ての大外枠に入ったトウカイテイオーも強かった。いずれにしてもアンライバルドの死角は減ったとみたい。この枠を不安視する声が出るとすれば、「まだテンションが高くなる傾向が残っており、ファンの歓声に近い枠は心配」ということになるだろう。きっとそういう指摘も出てくると思う。ただ、この馬にとっては、むしろ内でもまれてリズムを崩すことの方が怖い。皐月賞でもそうだったように、この外枠はこの馬にとって絶好の枠だと思う。

逆にロジユニヴァースは今回も1番枠。今回は広い東京で今週からCコースが使われるため、皐月賞とは異なり絶好の1番枠に思える。しかし、前回の惨敗から調教で復調の気配がまったく伺えない。万全の状態で出走してもとるのが難しいダービーで、この気配ではまず期待はできそうにない。
青葉賞を制したアプレザンレーヴがその隣、2番枠に入った。過去10年中、1枠&2枠は実に7年連対を出している好枠。2000年はワンツー、昨年2008年は1.3着が2枠以内の内枠だった。コース替わり週のCコースで行われる今年のダービーでは、例年以上に1枠2枠は有利だと思う。今年、2枠に入った馬はフィフスペトルとトップカミングの2頭。この2頭は年明けに1度も勝っていない馬で、こうした臨戦過程を経た馬は過去10年アドマイヤベガ以外連対例がない。3着もマチカネアカツキとザッツザプレンティ、シックスセンスの3頭のみ。このうち、ベガとザッツは前年暮れのラジオたんぱ杯優勝馬、マチカネはデビュー以来連対率100%、シックスセンスは皐月賞連対と、それぞれに好走の下地はあった。今年の2枠2頭はややアピール度に欠ける印象で、1.2枠のなかから1頭選ぶとすれば、やはりアプレザンレーヴをおいて他にはいないような気がする。
3枠も好走例の多い枠で、過去10年中4年で馬券圏内に入っている。実は過去10年、1.2.3枠が1頭も3着以内に入らなかった年は1度もない。フルゲートが18頭になった1992年以降、1.2.3枠の馬がすべて4着以下に沈んだ年は1995年の1回だけしかない。この年は5番人気5着のシグナルライトをのぞく5頭はすべて9番人気以下の馬だった。この年も3着馬とはクビ・ハナ差だから、あと少しで3着の目はあった。
今年の3枠はマッハヴェロシティとケイアイライジン。前者は1勝馬で青葉賞で負けていた馬。まずチャンスはない。後者は前走でプリンシパルSを使っていた馬。前走プリンシパルS組で好走したのは過去10年で3着マチカネアカツキ1頭のみ。それ以前に遡っても、おそらく2着ダンスインザダーク以外いないはずだ。アプレザンレーヴをのぞく他の4頭に比べれば多少は脈がありそうにも思えるが、重賞勝ちがない馬なので、仮に善戦しても3着止まりだと思う。
これに対して、4枠と5枠の不振は顕著。過去10年で4頭しか馬券に絡んでいない。優勝0、2着3回、3着1回。とりわけ5枠は2着1回のみ。昨年の12番人気スマイルジャックの例はあるが、残りの3頭は2.3.6番人気で、人気薄での好走例はきわめて低い。
自然、目がいくのは7.8枠。10年中8年で馬券に絡み、このうち2年は2頭が外枠。昨年が4枠より内の3頭による決着だったので、今年は再び7.8枠が好走する可能性が高いと思う。
唯一、触れなかった6枠であるが、6枠は過去10年で3頭が馬券になっている。しかしその人気を見てみると、すべて3番人気以内。もしかするとリーチザクラウンが3番人気に支持されるかもしれないが、個人的には(なったとしても)鞍上武豊込みの過剰人気で、過去の3頭と同一には並べられないように思う。

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2009.05.28

東京障害レースのゲート設置ミス

東京の障害コースにダート3285メートルという新コースが誕生した。
おそらく、今後行われる可能性のきわめて低い新コースである。
これは2009.05.23の第4Rで起きたもの。
本来ダート3300メートルで行われるはずだったレースだが、係員のミスにより芝3300メートルのスタート地点にゲートを設置してしまい、この結果、距離が15m短くなってしまった。
レース終了後に係員の報告により判明したものだが、すでにレースは確定したあとだったようだ。
本来なら、黙っていれば誰も気づかずに済んだだろうというような問題だが、レース自体がレコード決着になってしまったために問題が起きた。これまでの時計を1秒更新するレコード記録が出てしまったために、単にこの日限りの1レースのミスではすまされなくなった。
結局、レース自体は成立したもののレコードは取り消されて、新たにダート3285mという新しいコースの基準タイムとして設定されるに至った。

新コース(実際には違うけど)としては、昨年冬の京都開催で雪のために芝2000mがダート1900に変更され、このコースがジョッキーたちの間で意外と好評だったこともあり、その後(今年に入ってから)、レギュラー的に番組に組み込まれるようになった例はあるが、おそらくこのダート3285mが使われることはないのだろうなぁ……(なお、京都ダート1900は正式コースで、1986年に2レース、1987年に1レース、1996年に1レース組まれている)。
ちなみに、ゲート設置ミスはJRAの歴史上初めてのこと。

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2009.05.27

オークス2009.05.24結果

P1000591 今年の牝馬クラシックはブエナビスタのための春だった。
鞍上が認めるくらい直線入り口で中途半端な判断をしても、一頭だけ違う脚でレッドディザイアを捉えきった。
このレースが1万回目の騎乗だったレッドディザイアの鞍上四位は最高の乗り方をした。それで敗れたのだから悔いはなかっただろう。
このあと、ブエナビスタは凱旋門賞に挑戦するという。スペシャルウィーク産駒なら重いヨーロッパの芝でもこなせそうなイメージがある。もしかしたらディープインパクトも実現できなかった凱旋門賞制覇を成し遂げられるかもしれない。今年の秋はまた大きなイベントになりそうだ。
3着ジェルミナルは完全に消えると思っていただけに予想外だった。オークス男を自認する福永だけのことはある、といったところか。
◎としたデリキットピースは10キロ増の馬体。それ自体は回復したものだからよかったと思うが、結果としてはやはりキャリア不足を露呈したということだろう。スタート直後から前に行った時点で外枠からかなり脚を使ったように見える。ペース自体はスローだったから息は入ったはずだが、今回は上位四頭のうちレッドディザイア以外は4角10番手以下にいた馬たち。先行押し切りタイプの馬で上がりの速い足もない馬だから、今回の6着はまぁよくがんばったほうだろう。

さて、今週はいよいよダービー。
僕はPOGをやっていないが、POGも基本的にはダービーが総決算。仕事仲間のPOGグループにアンライバルドとアプレザンレーヴの2頭出しという強者がいる。
アンライバルドが連を外す可能性はかなり低いと見ているが、相手は混戦となりそうだ。ダービーは意外と枠順にも傾向の出やすいレースだけに、明日の枠順発表は注目である。

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2009.05.24

オークス2009.05.24予想(参考)

P1000586 予報が狂ったのか、今朝は朝から雨が降り出している。
このままの調子で降り続くとオークスの頃にはかなり馬場が悪化している可能性がある。今年は紛れもあると見たい。
井崎氏が指摘しているようにブエナビスタは馬体重の面でやや不安な面もある。ここはデリキットピースに期待したい。
キャリア2戦は外枠に入りもまれる可能性が低くなったことで若干緩和されるはず。馬体重が430キロ程度と小柄なこともオークスでは意外と好走例が多いタイプ。鞍上柴田善臣も好調をキープしており、大仕事をやってくれるかもしれない。
レッドディザイア
ダノンベルベール
ディアジーナ
ブロードストリート
が相手。
特にダノンベルベールは前々走でクイーンC連対して桜花賞惨敗のパターンで、このタイプは意外とオークスで好走例が多い。今年はヴィーヴァヴォドカもそのタイプだが、こちらは逃げ宣言をしてる。オークスで逃げた馬はこの10年最高で4着までの成績。あまり強くは押せない。ただ、昨年までとはコース設定が変わっているので(Bコース使用)、あるいはの気持ちもある。人気薄故、資金に余裕があれば買い目に入れておきたいところだ。
むろんブエナビスタも買うつもりでいるが、本線から買うつもりはない。
まぁ、今年もハズしそうな感じがしている……。

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2009.05.23

伊勢佐木特別2009.05.23予想

今年のオークスはなんだか難しそう。
1強の相手探しが大方の予想を占めそうな雰囲気であるが、個人的には3着固定の3連単と3連複を考えている。
毎週火曜日に東京中日スポーツに掲載されている井崎脩五郎氏のコラムにおもしろい記事が載っていた。これまで前走1800以下(2000より短い距離だったかな? この辺ちょっと曖昧。とにかくブエナビスタは該当)のレースに出走して馬体重が増えていた馬は、これまで1頭しか連対していないのである。3戦3勝でオークスを制したカワカミプリンセス以外は連対すらない。3着もたしか1頭だったか……。負けた馬はというと1番人気も含むそうそうたる顔ぶれが並ぶ。ブエナビスタもその1頭で、桜花賞は4キロ増での出走だった。
ポスターになっているアハルテケSの結果とのリンクも気になるところ。アハルテケSで4枠7番の馬は3着だった。1番人気も4着に敗れている。
どの道、ブエナビスタ1着ではたいした馬券にはならない。ここは損覚悟で無理目を狙ってみたい。

前振りが長くなったが、そこで資金稼ぎのレース。今日の東京10R伊勢佐木特別を狙いたい。
ここはそこそこ人気は割れそうな雰囲気だが、アンカツ騎乗のアドマイヤレグルス前走の3着で1番人気に支持されそうな雰囲気。ねらい目はある。
アドマイヤレグルスはしぶとい脚はあるものの、勝ちきれないタイプ。アンカツの腕を持ってしても、勝ちきるのは難しいと見る。
そして連闘で臨んでくるタカオセンチュリーもまた似たようなタイプで勝ちきれない。特に連闘で臨んだ際の成績は4回中3回が4着以下。先週、この馬の2着付け10点で3連単をもらったけれど、今週は押さえまでが妥当な線だと思う。

◎トーセンゴライアス
勝ちきれないという点ではこの馬も上記2頭といい勝負だと思うが、近走、東京の長距離戦で実に安定している。ピンはなくても中心には期待できる。

○ジャンバルジャン
自分のペースで走れれば実に強い馬。ここはチャイコフスキーとのかねあいがポイントになりそうだが、鞍上がウチパクなら無理に競りかけてくる可能性は低そう。1番枠でもあり、単騎の逃げに持ち込んでそのまま押し切れる可能性は高い。ただし、自分のレースができないともろいタイプでもある。三連単の1着付けで買いたい。

▲アルファオリオン
休み前の2走がパッとせず、今回が休み明けだけにそれほど人気にならないかもしれない。しかし休み明けは走る馬だし、このクラスでは安定した成績を残している。期待できる。

△チャイコフスキー
△タカオセンチュリー
△ウェスタンシーザー
△アドマイヤレグルス

狙いはここまで。
ここで資金ができたらオークスは遊びで購入して気楽に現地観戦を楽しみたいと思っている。

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