毎年、年末から翌1月にかけて、競馬の1年間を総括した総集編が発売される。
主要な総集編は3誌。
まず、先陣を切って発売されるのは、週刊Gallopの臨時増刊号。
これは毎年、有馬記念終了直後に発売され、近年はカレンダーなども添付されている。かつては右綴じだったが、週刊誌の仕様変更に合わせて、左綴じの構成に変わった。週刊誌では馬柱が縦組みのため、左綴じ仕様はとても見づらいが、この総集編では先入観さえなければ、見づらいということはない。写真に加え、岡部幸雄氏らによる座談会は読み応えがある。
そして全重賞の全馬着順を掲載しているのはここだけ。それにGⅠについては競馬エイトの馬柱まで掲載。全ページカラー。
欠点は発売時期の関係上、どうしても暮れの東京大賞典やJRA賞をフォローできないこととだ。それに他の2誌に添付されているDVDもなし。
価格は1500円。
そしてJRAの機関誌でもある優駿の増刊号として発売されるターフヒーロー。
こちらは公式ブックという位置づけだけに、写真と年間データが売り。もちろん、JRA賞の結果にも詳しく触れている。そしてJRA賞とは別に読者の投票による優駿大賞の発表もここで行われている。
今年は巻頭に天皇賞・秋に関連する読み物と、三浦皇成について触れた読み物を掲載している。
ただ、GⅠはともかく、それ以外の重賞に関する結果は4着以下を馬名のみの掲載にとどめている。
添付のDVDは中央の全GⅠに加え、ジョッキーマスターズとオグリキャップの東京競馬場来場を収録している。
価格1300円。
そして最後がサラブレの増刊号。
こちらは他の2誌に比べてサイズが一回り小さい。
特徴は地方競馬の内容が充実していることだろうか。添付のDVDにも地方交流全JPNⅠが収録されているし、地方のJRA賞にあたるNARグランプリの結果も掲載している。
月別のトピックスはターフヒーローにも掲載されいるが、内容はこちらのほうがはるかに充実している。ターフヒーローが白黒で2ヶ月ごとの区切りなのに対し、こちらはカラーで1ヶ月ごとの区切りで、日ごとの表も入っている。
Gallop同様、GⅠには馬柱が入っているが、こちらは勝馬からの掲載。
巻末には今年ターフを去った馬たちの紹介もあり、中身の充実度は高い。
価格1500円。
3誌がそれぞれ特徴を持っているだけに、毎年どれか一冊、という選び方ができず、全部買っている。